願いとは呪いでもある

物語に記すという形で、他者の願いを叶える売り手と、友人との突然の不和に悩む少女のお話です。

言葉にしてみれば些細な問題。しかし、当事者として考えれば大きな問題に直面した少女は、自身の記憶を対価に自らの願いを叶える本の制作を始めます。

その結果、少女の世界は大きな変化を始めて‥‥‥

結末に想像の余地を残している点も、このお話の魅力だと思います。

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