あとがき
作品紹介にも書きましたが、本作は2016年・夏にサークル「ふぇにどら‼」様のクトゥルフ神話アンソロジー本『幻視秘録 ー葬ー』(青い表紙の方)に寄稿した「咆哮する邪神」を2021年に加筆訂正したものでございます。
といっても、文章の一部を加えたり削ったり順序を入替えたりしただけで、お話の内容は変わってはいないのですけどね。ただ、読後の印象は多少変わっているかもしれません。
〝クトゥルーとなって世界を壊す〟というモチーフというかテーマは前々からありました。ですが、取っかかりをどうするかと頭を悩ませていたところ、たまたま内田裕也主演の映画『十階のモスキート』を再見する機会がありまして、「あ、そっか! これだ!」と思ったわけです。溜まりに溜まって鬱屈した中年男の爆発。それを取っかかりにしたらやれるかなー、と(主に1980年代前半でしたか、『水のないプール』や『コミック雑誌なんかいらない』等、他にも内田裕也主演の映画がありましたね。どれもよかったですね。未見の方はぜひ)。
で、その他モロモロ紆余曲折をへて、こうなった次第なのでございます。
ふたぐん。
――フラワー・トラベリン・バンド『メイク・アップ』を聴きながら
咆哮する邪神 緒方えいと @eightogata
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます