バトルシーンが魅力的な和風ファンタジー

主人公の沙月が、さまざまな人間や妖怪と関わり、時に敵対し、成長していく物語。

友人たちと交流をする、ぎこちなくも穏やかな日常シーンと、刀や呪符を使った派手なバトルシーンのメリハリがしっかりしていて面白いです。

また、個性豊かな妖たちの存在が、物語に深みと緊張感を与えており、新たな妖が登場するたび、想像力が掻き立てられました。

妖を殺すのではなく隠すことの意味や、防人の存在など、この作品ならではの要素がたくさん盛り込まれており、非常に魅力的な作品です。