この世の問題の根本の一つを捉えている。

土地の所有権。
これは現実世界の問題の根本の大きな一つだと思う。
これを公(おおやけ)のものとする考え方は、古くもあり画期的なものであっただろう。
墾田永年私財法により破壊された古来日本の政治システムの再構築を目指す本作の主人公たちの奮闘に期待している。
また、二重価値観の創作をしてしまった株式システムについても、今後の展開によっては触れてくれるかもしれないとの期待もある。こちらも楽しみである。