エピローグでそれまでとは違う雰囲気になった主人公を見て過去を乗り越えることと、”男になる”ということは自信がつくことなんだなと解釈しました。
もしかしたら違うかもしれませんが。
人を成長させるのは自分自身と向き合う時。
最初の頃は『失敗しない道』を選ぼうとして失敗した彼に、もしここで簡単に上手く行っていたなら成長はしないしリアリティも感じなかったなと思いました。
人は失敗するからこそ、たくさんの乗り越えるための方法を手にする。
そして大変な想いをしたからこそ、大切にできる。
離れていた時間があるからこそ、二人は互いが大切にできるのではないかと想像します。
彼が過去を乗り越えていく姿、とても良かったです。
そして上手くいってからの変貌ぶりが、自信そのものなのだろうなと感じましました。どうか二人が末永く幸せでありますように。
作者からの返信
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
愛情を持って体を重ねるということは、相手に、全てを受け入れてもらえたという経験となって、その後の人生で自信を持つことにつながるという説があります。
過去の障害を乗り越えたことに加えて、彼女との結びつきを得ることで、彼の生き方が変わったのだと考えています。
完結お疲れさまでした。
僕自身書き手ということもあって、かなり共感できることの多い青春小説でした。
あと最後の3人での飲みは誰かの家ではなくお店でしたね。失礼しました。
続きを読み進めていって、あれ?と思い……すみません。あまりにも3人の会話に入り込みすぎて場所を忘れてしまっていました。
そしてまさか、実際にあったことをベースに作られていたとは、驚きです。
改めて、完結お疲れさまでした。
作者からの返信
最後までお読みいただき、さらに素敵なレビューまでありがとうございました!
自分自身の、カクヨムでの執筆や、Amazon Kindleでの出版、文学フリマへの出店の経験は、随所に書き込みましたので、共感いただけると嬉しいです。
高校時代の仲間が再結集したエピソードは、あとがきにも書きましたが、本当に枠組だけをいただいたもので、サークル内の人間関係は完全に自分の妄想なんですよね。
そうありたかった、理想の青春かもしれません。
あらためて、ありがとうございました!
読了しました。
読了して、飲み会に出て、今日は一日中二日酔いで、なお醒めやらぬ頭でコメントしています。
文学メルカートの設営を朝からして、店番して、その後もなんだかんだ一日中会場にいて、打ち上げやって、朝まで飲んで、築地まで歩いておむすび平らげた宏樹と健二と美優(彼女は設営はしていないけど、名古屋から上京して)、いやはや、さすがのご健啖、若さですね。
新橋から築地、歩けるけど、決して「近い」とは言えませんよ。ww
面白かったです。
十人の若者たちの青春の傍らにいた様な読後感。
その中でも、中心の3人の物語が、とても面白かったです。
お祭りやイベントの開催という青春小説では定番なドラマを土台に、Web小説というカクヨム読者ならば身近に思わぬ訳がないテーマ、文学系のフリマという作者にも読者にも新体験ホヤホヤな舞台、ネットで繋がる若者たちといういかにも今日的な設定が、さすがのベテランの筆さばきで料理された作品でした。
「背表紙の幅」などという書籍化ならではのエピソードも絶妙。
私も、学生時代に、ボランティアで、子供の文集など手綴じ本をいくつか作りましたが、
「なるほど、『商品』にする書籍は、こういうものなんだ!」
と新鮮でした。
さらに、隣のブースの年の差二人組についても、妄想が色々と膨らんで楽しかったです。
主人公の宏樹は、結局、メチャクチャ美味しい役回りでしたね!
美優ちゃん、4年も待ってくれるなんて女神過ぎ。
健二は、絶対に自分でも美優に「想い」があったろうに、彼女の恋をかなえるために骨折るなんて、良い人過ぎ!
その上、ifルートで至美華もいるって、この主人公、美味し過ぎません?
それもこれも、人を惹きつける琥珀先生の魅力なのかも知れないけど、こんな連中に囲まれて過ごせるならば、青春もやり直してみたくなりますね!
完結、お疲れ様でした。
作者からの返信
完読しての、感想コメント、どうもありがとうございます!
新橋から築地は、酔っ払ってふらふらしながら歩けば、だいたい1時間くらいですかね。イベントで盛り上がった勢いで、そのまま完徹打ち上げって、若いからこそのハイ状態で、もうマネできません。
創作仲間に対しては、宏樹本人は「ノウハウに従ってコメントしていただけだ」って思っていますが、やっぱり人柄の良さがにじみ出ているんでしょうね。みんなに慕われるには理由がある。
美優のような女神様に、出会いたい青春だった……
至美華if、けっこうコミカルに書けそうで、うずうずしているんですが、ムズいですね。自分は二次創作もやったことないので、本編と矛盾するストーリーを作るというのに慣れなくて。
いずれ、できたらまたカクヨムで載せます。
どうもありがとうございました!
一気に読みました。一気に読める。良かったです。面白かったです。
この二人はとても繊細で、これからも傷つきやすいのかな。ギリギリのところで二人で踏ん張りそうでもあり、繊細な愛情をこれから太くしていけたらいいなぁとも。
一方で気持ちを確かめ合ったあと、一気に大人びた感じもあって。
この二人の関係の濃淡、ゆらぎ。良かったです。
健二がまた素敵で、どこかで健二のお話もあるかもしれない。彼のストーリーもまた動いているんだろうな。
青春をテーマにした展開の中に読み手として追体験できた、楽しかったです。面白かったです。
作者からの返信
全部読み切っていただき、その上、こんなありがたい感想まで。本当にありがとうございます!
こだわっていた少年、少女の頃の思いを乗り越えて、大人の関係になった二人は、少しずつ成長していくんだろうと思います。
健二のストーリーですか。
宏樹の視点からは見えないところで、何をしているんでしょうね?
最後まで読ませて頂きました!
小説を書いている人だからこそわかる悩みとか人との関わりとかすごいリアリティがあって、1話1話ドキドキしながら読めました。
小説を書いてまだ間もないのでこんな偉そうなこと言って申し訳ありませんが、小説書いて悩み苦しんでいる人達に是非オススメしたい作品でした!
最高の小説をありがとうございます。
作者からの返信
いや、なんか、最後はすごい勢いで読み切っていただいて。どうもありがとうございました。⭐︎もありがとうございます。
天々さんの感想を長文で読んでみたいので、もしよろしかったらレビューなども書いていただけると、飛び上がって喜びます。