とある公爵令嬢の華麗なる婚約破棄計画! ~頼りない王子なんていりません! 婚約破棄で幸せ人生を始めましょう!~

🎩鮎咲亜沙

とある公爵令嬢の華麗なる婚約破棄計画! ~頼りない王子なんていりません! 婚約破棄で幸せ人生を始めましょう!~

「コーネリア! 君との婚約を破棄する!」

 そうお城での舞踏会の夜宣言したのは、私の婚約者であるこの国の王太子ジュリアン様ですわ。


「ジュリアン様⋯⋯いったい何を!?」

「コーネリアよ、お前には俺の婚約者には相応しくない!」

 こんな私達を集まった貴族たちが見ている。


「私のどこが気に入らないのですか?」

「お前は妹を虐めているそうではないか?」


 私には妹が居る、今夜ここにも来ているが⋯⋯。


「そんなのデタラメですわ!」

「いや証拠は出揃っている! そんな事をする君には俺の妻⋯⋯そしてこの国の王妃は相応しくない!」

「私と貴方の婚約は家同士が決めた取り決め⋯⋯今更反故になど⋯⋯」

「いやそんな事はない、俺にもっとふさわしい人がいる。 来てくれ、フランチェスカ!」


 そしてジュリアン様のお隣に立つのは私の妹でした。

 舞踏会に出席するにはちょっとみすぼらしい安っぽいドレス姿で。


「そんな! 私がフランチェスカを虐めているなんて、そんな事ありえませんわ!」

「まだそんなことを言うのか君は、では君の悪事を一つずつ上げていこう!」

 そうしてジュリアン様は私の悪事を並べ始めます。


「1つ、君は妹の最後まで取っておいたケーキを床にわざと落とした」

「それは!?」


「2つ、フランチェスカの宿題のノートを破り捨てた!」

「う⋯⋯」


「3つ、今日の舞踏会でフランチェスカが着るはずだったドレスを破った!」

「ああ!」


 そのジュリアン様の糾弾に、しだいに周りの私を見る目が冷たくなっていきます。


「ジュリアン様! それには理由が!」

「ええい! 言い訳など無用だ! 理由がどうであれそんなことをしてフランチェスカを悲しませる君などもはやこの国の王妃たる俺の妻になる資格はない! よって君とは婚約を破棄して、改めて公爵家次女のフランチェスカと婚約しなおすことにした!」


 確かに王家と公爵家との婚姻ならば、私と妹を入れ替えても成立はする⋯⋯が。

「そんなのって──!」


 ⋯⋯なーんちゃって!

 実はこれは、私とジュリアン様のお芝居なのです!

 そう、この日の為に1年前から仕込んでおいた私たちの壮大な計画だったのです!


 あれは1年前の事でした。


 ある日私は将来の義母である王妃様にあれこれ礼儀作法について小言を言われて疲れた後に、婚約者のジュリアン様に呼ばれて告げられました。


「コーネリア⋯⋯君との婚約を破棄したい」

「⋯⋯は?」


 私とジュリアン様との婚約は家同士が決めた取り決めです。

 私の公爵家は王家の親戚⋯⋯王家のいざという時のスペアなのです。

 しかし世代を重ねて我が公爵家の血は王家と離れてしまった。

 なのでこの世代で再び交わり血を濃くしようとするのが、私達が生まれる前からの計画だったのです。

 それを私達の一存で無かったことになどできるはずもない、国家事業なのです。


「えっと⋯⋯ジュリアン? 婚約破棄って貴方、意味がわかって言ってるのよね?」

「もちろんだ」

 彼は大まじめな顔でした。


「王家と公爵家の取り決めなのよ! 今更どうにかなるわけないでしょ!」

「それには問題ない」

「問題ないって?」

 ここでジュリアンは遠くを見つめながら⋯⋯、


「実は僕は真実の愛に目覚めた」

「また何かの受け売りですか?」

 スウーと気持ちが冷めていくのを実感する。


「それはともかく! 俺が好きになったのは君の妹の⋯⋯」

「フランチェスカなの?」

「ああ⋯⋯」


 フランチェスカ、それは私の妹です。

 一応フランチェスカも公爵家の令嬢⋯⋯この婚姻の条件は満たしているけど⋯⋯。


「一応聞いておくわ、何故フランチェスカなの?」

 まあ聞かなくても大体わかるけどね⋯⋯。


 妹のフランチェスカは天真爛漫を絵にかいたような、お姫様な子だった。

 真面目で堅物な私と違って。


 私はジュリアン様の妻になる為に、一生懸命勉強も剣の稽古も魔法の習得も頑張ってきた。

 でもフランチェスカにはそんな義務は一切なく、自由に育てられたのだった。


 その結果育った妹は⋯⋯わりと我儘な子になってしまった。

 そして有り余る暇と才能を持て余し、私の真似をよくする。


 勉強も剣も魔法も⋯⋯全部私が一生懸命に身に着けたものを、妹はあっさりと身に着けていく天才だった。

 私が1年かけて身に着けたものを妹は1週間で習得していく。


 正直腹ただしい気持ちもあるが、そこまで毛嫌いもしなかった。

 なぜなら妹は飽きっぽいからだ。

 だから決して私を超えることはなかった。


 本気で頑張れば一流になれる素質があるのに、いつもソコソコのところで練習を辞めてしまう。

 結果出来上がったのは、全てにおいて私の劣化品という妹だった。


 でもだからこそ余裕があるのだ、妹には⋯⋯。

 いつも必死で余裕のない凡才の私と違って。


 四六時中眉間に皺を寄せているような私と、お気楽笑顔の妹⋯⋯どちらが愛らしいかは一目瞭然です。

 でも理由くらいは聞きましょうか。


「コーネリア⋯⋯君が僕の未来の妻になる為に努力していることは知っているし感謝もしている」

「じゃあ何故?」


「君の輝くような銀の髪も、その凛々しい立ち振る舞いも文句のつけようもない」

「あの⋯⋯だから理由を⋯⋯」


「そこへいくとフランチェスカは背も低くて胸も小さいし色気もない。 ハッキリ言って見た目は王妃に相応しくない、君と違って」

「あなたフランチェスカの事好きって言ったわよね?」

 フった私を褒めて、ホレた妹を貶す⋯⋯なんなのこの人は⋯⋯。


「⋯⋯ようは君が優秀すぎるのが嫌なんだ、俺は!」

「⋯⋯え?」

 そんな彼からやっと告げられた理由は意外なものだった。


「考えてもみろ! 俺はこの先すっと周りから言われ続けるんだぞ『素晴らしい王妃を持つ凡庸な王』だと!」

「⋯⋯あなたが努力していることは、私はよく知ってますわ」


「それでも君に何一つ勝てない! ⋯⋯そんな惨めな思いを死ぬまで抱いて生きていたくはない!」

 まあそんな男のプライドが、わからないでもないけど⋯⋯。


「じゃあ、フランチェスカならいいの?」

「フランチェスカの能力はほどほどだし、何より⋯⋯俺の事を褒めてくれるんだ」


「私さっき、あなたの事を褒めませんでした?」

「君のは上から目線の皮肉に聞こえるんだよ! ⋯⋯ただのひがみの妬みだとは自覚しているがどうしようもない」


 どうやら私のこれまでうけた英才教育は、未来の夫ジュリアンのコンプレックスでしかないらしい。


「それで私ではなくて妹と結婚する⋯⋯と?」

「フランチェスカも同じ公爵家の令嬢だ! この婚姻に問題はない!」

 確かに家同士の問題だからそこはいいけど⋯⋯。


「そこまでしてでもフランチェスカを愛しているの?」

「少なくとも君よりは⋯⋯すまない、優秀すぎる君をひがむ俺には素直に君を愛せない、わかってくれ」

 なんでしょう⋯⋯たいして怒りも湧いてこない。


「はあ⋯⋯まあ私もあなたとの結婚はただの義務だと思ってましたからそれほど落胆はありませんが⋯⋯でも、不愉快ですね」

「それはわかっている、だから償いはしたい」

 この男に今更どんな償いができるというのか、むしろ見せてほしい。


「あなたにどんな償いができるというのかしら?」

「⋯⋯コーネリア、君が実は冒険者になって気楽な旅をしてみたいと思っている事、俺は知っているぞ!」

「なぜそれを!?」


 それは密かな私の夢でした。

 未来の王妃として心に秘めたまま隠しておこうと思った、私の夢。


「こう見えてもこれまで婚約者として人生の大半一緒だったんだ、そのくらいは見てきたつもりさ」

 ⋯⋯まったく私の事を愛していなかったわけではないのですね? ジュリアン⋯⋯。


「⋯⋯そう。 じゃあ、それでどうする気?」

「そうだな⋯⋯公衆の面前で君に大恥かかせて婚約破棄する、そしたら君はもう誰とも結婚しないといって家出するというのは自然では?」


 たしかにそんな大恥かいた公爵令嬢に次の嫁の貰い手などあるはずもない。

 残された道は神殿に入って一生神様に仕える道くらいです。


「ジュリアン、あなた⋯⋯天才ですわ!」

 こうして私達のこの婚約破棄計画は始まりました。


 そのため私は計画的に人目のあるところで妹に酷いことをすることにしました。

 その仕込みは1年におよぶ壮大な計画でしたわ!


 ある時は、フランチェスカのケーキを投げ捨てたり!

 ある時は、学園で下級生であるフランチェスカの宿題のノートを、妹のクラスメートの目の前で破り捨てたり!

 そして今日の舞踏会でもフランチェスカが参加できないように、妹のダンス用のパーティードレスを切り刻んであげましたわ!


 そしてそれにはさりげなく目撃者がいるので、今夜のジュリアン様の糾弾は私を無事に追放へと誘うでしょう!


 グッバイ! 王宮での暮らし。

 こんにちは夢の冒険者ライフ!


「──そんな君とはもう結婚できん! 俺はこのフランチェスカと結婚する!」


 きゃ──! 言いましたわ!

 ジュリアン様の名演技、最高!

 普段は冴えないあなたも今は輝いてますわよ!

 これで計画は完璧! ジ・エンド!

 後は私が締めくくるだけ。


「わかりましたわ。 私は──」


「待ってくださいジュリアン様!」


 ──!? 何事!

 完璧だった筋書きに割り込んできたのは、妹のフランチェスカだった。


「おお⋯⋯可愛い僕のフランチェスカ。 一体何を言い出すんだい?」


 おお、キモ⋯⋯若干引きますわね、今のジュリアン様は⋯⋯。

 おまけに外面だけはいい妹も、少しだけ引きつってますわね。


「こほん⋯⋯ジュリアン様、それは勘違いです!」

「⋯⋯勘違い⋯⋯だと?」


「たしかにお姉ちゃんは私のケーキを床にぶちまけました!」

「ああ、なんて酷いことをする姉なんだコーネリアは。 可愛いフランチェスカの大好物で最後まで取っておいたケーキになんてことを!」

 若干イラつきますわね、ジュリアン⋯⋯。


「実はあのケーキ、蠅が止まっていたんです」

「⋯⋯え?」

 私の口から間抜けな声が出てしまいましたわ。


「それで私、食べるのが嫌で⋯⋯でも、口をつけないのも失礼でどうしようかと困っていた時にお姉ちゃんが捨ててくれたんです!」

「まさか⋯⋯そんなことが⋯⋯」


「本当です! 王子様!」

 いきなり声を上げたのは、このパーティーの給仕をしていた侍女だった。


「口をはさむ無礼申し訳ありません。 ですがあの時のことは私も見ておりました。 蠅が止まっていたケーキをフランチェスカ様が食べるのを躊躇っているのを私ごときが何もできない時、颯爽とコーネリア様が!」


 は⋯⋯? なに余計な事を証言しているのよ、この侍女風情が!

「妹君思いなのですな、コーネリア様は──」

 そんな声が貴族たちに広まり始めた⋯⋯まずい、何か流れが変わった?


「だが君の宿題を破って捨てたことは事実だろ!」

 ジュリアン様はまだ、フランチェスカに食い下がります!

 いいぞ! もっと言いなさいジュリアン!


「あの日私は宿題するのを忘れてて、あのままだと先生に怒られるところだったんです!」


 ⋯⋯は?

 宿題していないって⋯⋯意味がわからないんだけど?

 なんでしてないの? 宿題ってするのが当然よね!?


「そうです! あの日私はフランチェスカ様に宿題を見せてとせがまれて困っていました、その時コーネリア様が来てフランチェスカ様のノートを奪ったのです」

 誰よ! あの令嬢は! フランの学園でのクラスメートかしら?


「そのおかげでその日の宿題はうやむやになって、怒られずに済んだんです」

 そう妹が締めくくった。


「じゃあ今日の事はどうなんだ? フランチェスカのパーティードレスを台無しにしたせいで君は、このパーティーで踊れなくなったんだぞ!」

 ジュリアンも必死ね⋯⋯。


「そのことは私が説明しましょう」

「母上!?」

「王妃様!?」

 いきなり話に割り込んできたのは現国王の妻⋯⋯つまりジュリアン様のお母さまです。


「フランチェスカは最近私のダンスレッスンをさぼってましたからね。 その戒めの為に今日は思いっきり恥をかかせてあげようと画策していたのですが⋯⋯まさかコーネリアさんが妹のドレスを台無しにして、それを防ぐとは思いもしなかったわ」


「は⋯⋯はあ⋯⋯」

 私はなんだかあいまいな返事をする。


 あれ? フランチェスカってダンスのレッスン行ってなかったの? サボってたってその時あなた何してたのよ!


「おねえちゃん、いつも私の事を守っててくれてありがとう!」

「ええ⋯⋯わかっててくれてうれしいわ、フランチェスカ⋯⋯」


 そして妹は美しく長い金髪をなびかせて、この場のすべての人々に聞こえる通った声で宣言した。


「というわけでジュリアン様! それは全部勘違いなのです! お姉ちゃんは私の事を思ってしてくたことなのです!」

「そうだったのか⋯⋯これはとんだ⋯⋯早とちりを⋯⋯」

 ジュリアンは絞り出すように答えるのが精いっぱいのようね。


 ちらりとジュリアンは私を見つめますが、私にどう繕えというのでしょう⋯⋯この状況を。

(コーネリア計画は⋯⋯)

(⋯⋯中止ですわね!)

 目と目で通じ合う、私とジュリアンは即座に撤収を決意しました。


 傷の浅いうちに、この流れに乗ることにします。


「お姉ちゃんは私の、自慢のお姉ちゃんなのです!」

 キラキラとした愛らしい妹は、自然と皆を説得してしまったのだった。


 こうして妹が締めくくり⋯⋯ジュリアンのうっかりと、私の評価が上がるだけで、この計画は終わりました。

 どうしてこうなった──!?


 その後──。


「ジュリアン! あなたの計画がずさんだから──!」

「コーネリアこそ、もっと注意していればこんなことには──」


 そう城の一室で密会する私達は責任を擦り付け合うのでした。

 ああ⋯⋯今頃私は家を出て自由に羽ばたいていたというのに、どうしてこうなったのでしょう!

 それもこれも全部あなたが悪いんですわ──!


 ── ※ ── ※ ──


 なーんて今頃やり合ってるんだろうな、お姉ちゃんとジュリアン様は。

「お⋯⋯あった。 やっぱりお姉ちゃんならここに旅の支度を隠していると思ってたんだ」


 私は公爵邸に先に戻るとお姉ちゃんの部屋のベッドの下を漁って、その旅立ちの準備品を手に入れた。


 いやー困った困った。

 お姉ちゃんと結婚する王子様だからジュリアン様にはいい顔していたら、なんだかなつかれて⋯⋯。


「『君の笑顔があれば僕は頑張れるよ』⋯⋯とか言い出すんだもんな⋯⋯ウザ」

 あのままじゃジュリアン様が、お姉ちゃんとは婚約破棄して私と結婚すると言い出すのは目に見えていた。


 おまけにお姉ちゃんもその計画に乗っかった。

 お姉ちゃんほどの完璧なお嬢様が、わざと人目の有るところでだけ私にイジワルするようになったからすぐわかったよ。


 お姉ちゃんが自由な冒険者に憧れる夢は、私だって知っている。

 だから⋯⋯ずっとお姉ちゃんを見ていた私も、同じ夢に憧れて当然だよねー。


 という訳で、私が冒険者になります!


 あ、心配しないでください。

 私、飽きっぽいので2・3年楽しんだらちゃんと帰ってきますから。


 だからその間、お姉ちゃんはあのキビシー王妃様のところで花嫁修業、頑張ってくださいね!


 グッバイ! 王宮での暮らし。

 こんにちは夢の冒険者ライフ!


「じゃあ、行ってきます」


 そう言って私は自分の長い金髪をナイフでバッサリと切り落としたのでした。

 この方が楽だしね、冒険者生活だと。

 まあ帰ってくる頃には元の長さに戻ってるし、いいよね!


「さあ! 夢の冒険者ライフにレッツゴー!」

 こうして私は夜逃げのように、家を出たのでした。


 ── ※ ── ※ ──


 次の日、私が家に戻り自室に戻るとベッドの下にあったものが無くなっていて⋯⋯その代わりに特徴的な妹の金髪が切られて、捨てられていた⋯⋯。


「や・ら・れ・た⋯⋯」

 私は全て妹の手の上で踊らされていたのだと、今やっと気づいた⋯⋯。


「フランチェスカ! 今すぐ連れ戻してあんたをジュリアンと、結婚させてやるんだから!」


「フランチェスカ! 僕が愛するのは君だけなんだ、だから戻ってきてくれ!」


 その後、私とジュリアンは生まれて初めて真剣に、心と力を合わせて一つの目標に向かうのだった

 それは逃げたフランチェスカを捕まえるという事!


 その後、国中を逃げ回りながら冒険者を続けるフランチェスカと。

 そのフランチェスカを追跡し続ける私とジュリアンの共闘が始まったのでした。


 捕まった方が、逃げ切られた方が。

 ジュリアンの結婚相手になって次の王妃になるという罰ゲームが待っている、仁義なき戦いです。


 そんな姉妹の争いは次第に国中を巻き込んでいく事になるのでした。

 その戦いの行方は誰にもわからない。


 それでも結末だけは決まっています。

 最後に勝って笑うのは公爵令嬢王妃にならない方なのです!




「待ちなさ──い! フランチェスカ!」

「待たないよ──だ! お姉ちゃん!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

とある公爵令嬢の華麗なる婚約破棄計画! ~頼りない王子なんていりません! 婚約破棄で幸せ人生を始めましょう!~ 🎩鮎咲亜沙 @Adelheid1211

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ