彩鬼万華鏡への応援コメント
美しく、幻想的。残酷で、優しくて、温もりがあり、心を揺さぶる素晴らしい作品をありがとうございました。
フィナーレがまた美しく、響様の筆致の妙に感服です😭
遅読で中々読みに参ることが叶わずごめんなさい(´;ω;`)
時間が出来れば、もう一度読み直したい。そう思えるほど素敵な作品でした!!
遅ればせながら完結おめでとうございます!お疲れ様でした!!
作者からの返信
最後まで読了頂き有難うございます!
このように色々な話を詰め込んで編成する話も初めての挑戦でしたが、素敵なお言葉を頂きとても嬉しいです!
それぞれに特色ある話を書くのも楽しく、それを最後に収束できたのは自分としても感慨深いものがあります。
この物語に最後までお付き合い頂き、本当に有難うございます!
編集済
待宵・三への応援コメント
中学の時、鬼は美しいものだ、ゆえに「魅」と書くのですと教えて下さった国語の先生がいらっしゃいました。
「魅」を分解すると鬼と未。
「未」はまだ実現しない。ひつじ:南南西、時刻は午後二時前後。裏鬼門で丑三つ時の反対側。鬼門の鬼の頭には牛の角、裏鬼門は羊の角。ちょっと意味深。
いずれにせよ、この物語の少女たちはわけあり深窓令嬢で、鬼たちは幽玄の世界と現世とを往来する絶世の美男子。
作者からの返信
最後まで読んで頂いて有難うございます!
素敵なレビューも頂きまして、本当に嬉しいです!
人を惹きつける魅という字に鬼が入っているということは、そういう事なのかと納得いしております。
鬼と人の恋物語は悲恋に終わったり幸せに終わったりと様々にありますが、心が惹きつけられるのは理由あっての事なのかもしれません。
籠女・四への応援コメント
話題になっていたので、アニメ『Reゼロ』を視ました。ループものを流行らせた作品と聞き及びます。同じ場面をちょっと変えるながら、センシティブに主人公が亡くなり、ゲームのように、セーブ地点からやり直す。主人公はチートキャラではないので、己の未熟さを嘆いてわめき散らす。そこが自然ではあるのだけれども、個人的ながら、不快に感じてしまいました。
本作は異世界ではなく近代が舞台。19世紀末的な泉鏡花伝奇に通じる純文的芸術要素を絡ませつつ、やもめ作家が家政婦の少女に語る百物語として、21世紀的なループ要素を含ませつつ、大変格調高く仕上がっていると感じました。
今宵はここまで。ではまた。
作者からの返信
読了ありがとうございます!
リゼロは未履修なのですが、話題は結構聞きますね。
ループものも色々ありますが、一度見てみるのもいいかもしれません。
読むのは異世界ものも好きですが、自分で書くならこの世界の近代で書いてみたいなと思って、舞台設定を致しました。
お言葉を頂けて嬉しいです。
編集済
彩鬼万華鏡への応援コメント
後れ馳せながら、完結おめでとうございました。
最終話、すっごく良かったです! 希望と共に、作品やタイトルに込められたたくさんのものを感じました。
「色」と「結」の物語。全体を通して、私はそのように受け取りました。
ひとつひとつのお話に影があって、でも人と鬼との出会いで、そんな世界に色が差す、世界が色づく。切なくも苦しかったり優しかったりする物語が心に染みました。
結ばれるものも人と鬼の絆(心、恋、愛、万華鏡、縁)であったり、願いの結実であったり。
それぞれのお話もすごく良いのに、それらがよりあわさるようにして現れた彩女と淵玄のお話はより鮮やかで美しかったです。
個人的には、彩女と御影が母子のような関係性だったことに驚きました。あとラストの淵玄の溺愛っぷりには頬がゆるみました!
「愛する者と生きられる『有限』を生きたい」ってとても美しい言葉ですね。
素敵な物語をありがとうございました! 読めて良かったです!
作者からの返信
最後まで読んで頂いて有難うございます!
最終話書き終わった時、色々な想いで感無量でした。
今回、話を複数合わせて最後一つの結末に持っていくという構成は初チャレンジだったので、好評頂けて良かったです。
沢山の想いを込めまして、それを読み取って頂けたのが嬉しいです。
彩女と御影については、けっこう皆さん驚いてらっしゃいます。
溺愛する淵玄は、今後今までの分とかいって盛大に甘えて甘やかしてしていくかと。
改めまして、読了ありがとうございました!
彩鬼万華鏡への応援コメント
遅ればせながら最後まで拝読させていただきました。
ずっとずっと彩女さんを待っていた玄鳥、いえ淵玄さんの想いと、万華鏡の真実。
本当に素敵な物語でした!
これからは人と鬼が"業"を背負うことなく、想いを通わせることができる世がくるのですね。
とても素敵なラストだったと思います。
そして、最後の最後で御影さんにやられてしまいました。
本当に、立派に成長されましたね!
最後まで楽しませていただきました。
美しい物語をありがとうございました!
作者からの返信
最後まで読んで頂いて有難うございます!
彩女と淵玄がようやく再び出会えた場面を書いている時は感無量でした。
複数の話を繋げて一つにする構成は今回初めてチャレンジしましたが、まとまって良かったです。
淵玄の最後の選択については結構考えてようやく決めました。
彼ならこれから、に対してどうするだろうと結構悩みました。
御影はやんちゃ坊主から随分大人になって、食えないお兄さんになりました。
彩女も感慨深いのではないかと思います。
改めまして、読了有難うございます!
彩鬼万華鏡への応援コメント
言葉のひとつひとつが、登場人物達が語るもののひとつひとつがなんとも美しい物語でした。
鬼を題材にした物語、私は書籍にて怖いものばかりを読んでいたので、拝読させて頂くひと時は何とも言えない驚きと言いますか、新鮮な気持ちで鬼の姿や生きる世界が見れたような……拙い感想となってしまい恐縮ですが、貴重なお時間を頂けたように思います。
✨万華鏡✨子供の頃大好きでした。
キラキラした気持ちでまた見てみたい、そう感じています。
儚く美しい……素敵な物語を読ませて頂きました。
🍀ありがとうございます🍀
作者からの返信
最後まで読んで頂いて有難うございます!
美しいと言って頂ける事が多く、書いた人間としてはとても嬉しいです……!
この作品の鬼も人を喰らう存在だった以上、けして美しいだけでは無かったと思いますし、そこは目を逸らしたくなかったところではあります。
思った事、好きな事、考えた事を色々詰め込んで書いた作品です。
改めまして、読んで頂きお言葉も頂き、ありがとうございます!
彩鬼万華鏡への応援コメント
こんにちは。
40話、あっという間でした。
最初にコメントしたように、美しく紡がれた物語でした。
相容れないもの同士の存在、どのような結末で幕を閉じるかと興味津々でしたが、素敵な閉じ方でした。
オムニバス形式でありながら、根底に流れるテーマは首尾一貫しており、最後までそれが見事に表現できていたのではないでしょうか。
また次回作を楽しみにしています。
作者からの返信
最後まで読んで頂いて有難うございます!
彼が出した結論は、暫くどう行きつくだろうと悩みましたが、この終わり方にしてよかったと思っております。
今回の編成は初めてのチャレンジで、うまく一つにまとまっていくか不安でしたが、そう言って頂けて嬉しいです。
改めまして、有難うございます!
彩鬼万華鏡への応援コメント
完結、おめでとうございます。
美しい色彩の、美しい言葉で彩られた物語、終わりの余韻がとても心地良かったです。
鬼と人との物語、あの時代の女性に課せられた残酷さを描きながら、救われたことに安堵しております。
もしかして......と思いながら物語を読み進めていく度にあやめさんへの愛が溢れんばかりに伝わってくるのがとても好きでした。
どうか、幸せになって欲しいと願いながら読み進め、最後の淵玄さんの選択に心が満ちるような心地でした。
二人にとっての幸せな結末で良かったです。
素敵な物語をありがとうございました......!
作者からの返信
最後まで読んで頂いて有難うございます!
美しいと表して頂けてとても嬉しいです。
最後一つに収束させる編成は初の試みで、大丈夫だろうかと思っておりましたが、余韻を感じて頂けて良かった。
物語の始まりにあった愛が、それぞれの色を変えて。
それぞれの色がまた始まりに戻って行く、そんな様子を表せたらなと。
淵玄があの選択をできたのは、彩女と、彩の鬼と伴侶たちの在り方があったからこそ。
幸せな結末に辿り着けてほっとしております。
こちらこそ、素敵なお言葉にレビューまで! 本当に有難うございます!
彩鬼万華鏡への応援コメント
あやめさんが眷属にならずに済んでよかったですね。人間を食わねばならないというのは、きついでしょうから。
そして鬼も今後は人間を食らわなくても生きられるとのこと。
「仙果」のようなものかなと予想。
すべての短編がきれいに収束し、ラストに結実する構成が見事でした!
私は「泡沫の繭」が怖くて好きでしたねえ。ホラーでしたね、あれは。
鬼のキャラクターとしては「籠女の華」に出てきた植物を育てるのが得意な少年・蒼鷹がかわいくてお気に入りでした。
素敵なハッピーエンドを用意してくださり、ありがとうございました!
作者からの返信
最後まで読んで頂いて有難うございます!
鬼が人を喰らう事が御伽噺になる、その決断を淵玄が出来たのは彩女が居たからでもあり、彩の鬼達の姿を見た事もあり。
最後に全て収束させられるかどうかは今回初めて書いた構成なので、そう言って頂けて嬉しいです!
泡沫はホラーの評判頂いております。
ホラーは自分には書けないかもと思っておりましたが、ホラー風味は頑張ればいけるかもとちょっと自信が。
蒼鷹は可愛い天邪鬼をイメージして書きました。本編終了後は璃子と二人で自分の屋敷の庭で植物をいじっていそうです。
ハッピーエンドと言って頂けて安心しておりますし、とても嬉しいです。
こちらこそ、最後までお付き合い頂いて有難うございました!
これからへの応援コメント
玄鳥先生の生活力のなさは半分はわざとでしたか。
でも、あやめさんの前の女中さんたちが全然続かなかったことを考えると、どうなんでしょう? あやめ以外には怖かったのか、やっぱり片付けできないから逃げられていたのか・・・後者のような気がします。町の人に好かれているのを見ると、女中にきつく当たるとは思えませんのでヾ(•ω•`)o
作者からの返信
半分はわざとで、半分は素です。
元々人に世話されるの当然の人だったというのがありまして、させたことがないから誰もそこまで壊滅的とは思わなかったでしょう……。
辛くあたったというのはなく、後者で逃げられた模様です。
あやめさんはよく「この人放っておけない」で思いとどまってくれたものです。
辿り着いた場所への応援コメント
ようやく全てが、あるべき場所に収まりましたね。
《玄》の幕は今までに登場した「色を持つ鬼たち」がたくさん出てきて、なつかしかったです。
でも御影さんだけは意外! まさかあの編集さんを、彩女さんが母親代わりに育てたとは!
御影の両親は明かされていないのですよね。始祖の血縁に連なる者というだけで。
淵玄は何百年も彩女を探していたのですね。
現代のあやめが鬼の眷属となるのか、最後まで見届けたいと思います。
作者からの返信
ここにきて、ようやく始まりに収束した感じです。
五彩の頭領達の昔の姿を書くのも楽しかったです。
御影は過去編ではちびっこでの登場でした。彩女に懐いたのも彩女の人柄を感じ取ったのだと思います。
彩女はいい母親代わりだったでしょう。
御影は長に連なる血筋という事で玄の系譜です。便宜上弟妹のような扱いをしていますが、派生(分身的なイメージ)した存在からの流れです。残念ながら両親は始まりに謳うよりだいぶ前に亡くなっています。
何百年も探しに探してようやく妻を取り戻し、二人がどう結論を出すのかを見て頂けたら嬉しいです。
彩鬼万華鏡への応援コメント
完結おめでとうございます!
幻想譚の世界に迷い込んでしまい、何処をさ迷っているか目眩を感じるような美しい物語でした。
そして2人がハッピーエンドを迎えられた事が心地よい読了感をもたらしています。
御作に巡り合えて本当に良かったです。
次回作も応援しております!
(*^^*)b
作者からの返信
最後まで読了頂きありがとうございます!
美しい物語と言って頂けると本当に嬉しいです。
構成にはかなり思案しましたので、今と昔、現実と物語がうまく交差出来ていたかなと思います。
二人も、皆も、幸せに終わりを迎えられて良かったと思います。
改めまして、此処まで読んでいただき有難うございます。
新しい話をお目にかけられるように頑張って参ります。
日常風景への応援コメント
テンポが良くて読みやすいです。どんな物語が展開されるのか、わくわくします!
彩鬼万華鏡への応援コメント
こんにちは。
とても素敵な物語に耽溺できました。ありがとうございます。
あやめと、玄鳥の雰囲気が、明治、大正(?)の文豪、というかんじがして、雰囲気がとても素敵です!
依子と金雀枝、甘やかで蠱惑的な檻に捕らわれて、この物語の世界観、鬼、が、甘い金平糖がカラカラ揺れるイメージとともに、バーンと表れますね。ああ…、甘い罠に捕らわれてしまう……。
緋紗子と紅焔は、狂っていくピアノの調律の狂気が迫力で、怖くてドキドキしました。紅焔の、「鬼は悔やんだ、どうして告げなかったのか」という悔恨が、印象的です。
灯里と翠黛、良いキャラですね!
大正(?)の華やかな雰囲気と、自由で茶目っ気のある翠黛が、大好きです。
璃子と蒼鷹は、「美しいだけじゃなくて、従順でありながら強かなものが」という言葉が、璃子の……籠の鳥であっても、強く美しい、そして魅力的、という姿を良く表していると思います。
立花と銀嶺は、銀嶺の家事能力の高さが実にチャーミングですし、「銀嶺以外のものになりたくない! それぐらいなら、私を喰らって!」との言葉を読んで、「あぁ! 分かる! あたしを喰らってぇ!(私は立花ではないからきっと無理)」と思ってしまいました。そう、思わせる文筆だったということです。
「…お前にこの世で一番焦がれる男を前にして無防備すぎるぞ。」との玄鳥の言葉にはキュンキュンします。
「かえりみち」にて、ただ淡く光るのみだった周囲の花々に色が表れていく光景は、とても幻想的で、素敵で、心に残ります。
しかし、何より、心に残ったのは、あやめと淵玄の愛です。
ずっと彩女の生れかわりを探し続け、やっと妻を取り戻すことのできた、淵玄の深い愛です。その喜びです。
長文になりましたが、作者さまの、キャラクターへの深い愛を感じましたので、筆を執らねば、と、感想を伝えさせて頂きました。
感動の物語を、ありがとうございました。
作者からの返信
最後まで読んで頂いて有難うございます!
それだけではなく、レビューに感想まで頂けて嬉しいです!
各話について、一つ一つに触れて頂いて、込めたかったものや伝えたかったものを読み取って頂けているのが感激です。
そうなんです、それが表現したかったんです……! となりながら読ませて頂いておりました。
文章の端々から、この作品で色々なものを感じて、楽しんで頂けたのだなと感じ取れて感無量です。
むしろこのコメントやレビューを皆様に見て欲しい……。
こちらこそ、有難うございました……!
思慕への応援コメント
あやめさんが玄鳥先生の亡き妻の生まれ変わり? と予想してみるも、あやめさんの年齢が20歳だから、相当昔に妻を亡くしていることになってしまう。まあ玄鳥先生自身が鬼だとしたら、年齢は関係ないですが……
「セビリアの理髪師」のオマージュではなかったんですね!
ロッシーニの音楽が明るく楽しくておすすめのオペラです。
メゾソプラノのテレサ・ベルガンサと、テノールのルイジ・アルヴァが共演している映画のようなDVDがおすすめです。うちの図書館にはありました笑
YouTube にも全編アップロードされているのですが、日本語字幕がないので、図書館で日本版を借りるのがベストです(๑•̀ㅂ•́)و✧
作者からの返信
あやめさんと奥様の関わりとか、玄鳥先生についてとかは、そろそろ明らかになってきます。今回でちらっと違う側面もでましたし。
玄鳥先生が年齢若干不詳気味とはいえ、そうだとしたら大分なお歳になりますよね。
はい、名前だけだったのですが見てみたくなりました!
図書館そう遠くないので、探してみます!
彩鬼万華鏡への応援コメント
1つひとつの物語が繋がって、始まりの2人へと収束する流れが本当に美しくて、素晴らしかったです。
幕間「かえりみち」では、今まで読み解かれてきた物語たちが頭に浮かんで目頭が熱くなりました。(道を行く最中、幾つかの影と行き会った~、ここからの景色があまりにもやさしくて幻想的で、とても大好きです)
長い年月の末、2人が辿り着いた結末に、心からの拍手を送りたいです。
鬼と人との未来が明るい方向に向かっていけたのもとてもよかったです…。
なんだか、うまく言葉にできなくてすみません。
この物語に出会えてよかったです。
作者からの返信
最後まで読んで頂いて有難うございます!
今回、オムニバスの形式からの最後に収束する流れは初めてチャレンジした構成なので、私としても右往左往でドキドキしておりました。
現在と過去、物語と現実が上手く一つに繋がったと思っております。
かえりみちの場面は、私も色んな想いで胸がいっぱいになりながら書いていました。
鬼と人との新しい時代に、二人や、頭領と伴侶たちが皆幸せでありますようにと最後願いを込めました。
お言葉からお気持ちがとても伝わって参ります。
改めまして、読んで頂いて有難うございました!
彩鬼万華鏡への応援コメント
コメント、失礼いたします。
時と魂を超えた愛の物語、素晴らしかったです。
あやめに言った玄鳥の「無限を捨てる」という言葉は、
これまで読んだどの物語の言葉よりも、愛に溢れた言葉でした。
また、すべてに説得力という裏付けをもって美しく幕を下ろした物語は、
心地よい良い読後感を与えてくれました。
オムニバスの形態を取りながらも一つの物語に収束させる手法も
まったく違和感なく、すっと心に落ち着きます。
個人的には「泡沫の繭」のインパクトが強く、
いまだに、少しずつ増えていくピアノの不協和音の場面が
脳裏に何度も浮かび上がります。
それと、時折出てくる読めない漢字に
自分の馬鹿さ加減を思い知らされました。。
(恥ずかしながら学が無く… 前後の文面で概ね意味はわかりました)
面白かったです!
大変勉強にもなりました!
作者からの返信
最後まで読んで頂き有難うございます!
玄鳥の最後の選択は、書き進めるうちに決まったものでした。
物語を経た彼ならどうするか、それを考えたらあの答えに辿り着きました。
形式は今作の一つのチャレンジでした。
全てを最後一つにつなげられるだろうかとあれこれ悩みながらでしたが、そう言って頂けて安心しました。
泡沫にインパクトを感じて頂けて、嬉しいです。
漢字については、日ごろから必要以上に漢字使い過ぎ・ルビがない・難しいというご意見もらっております。
匙加減がどうにもうまくないようで反省しております。
改めまして、読了有難うございました!
喝采・四への応援コメント
今回はしっかりとハッピーエンドでしたね!
ホラー風味もほとんどなく、虐げられた少女が愛と夢両方を手に入れるお話でした。
鬼を題材にしていても色々な雰囲気が味わえて楽しいです。
「ソプラノじゃないとつらい世界」についてですが、現代においてオペラ歌手として食べて行くなら、ソプラノのほうがつらい世界です。なぜならソプラノだらけなので。メゾやアルトは人数が少ない分、仕事を得やすいですよ。
イタリアで歌で食べていくなら市民劇場(各地にteatro comunaleがある)の専属合唱歌手になるのが一番現実的なのですが、ソプラノは狭き門です。
「ソプラノじゃないとつらい世界」という情報をどなたがおっしゃったのか分かりませんが、ヴェルディやプッチーニなどロマン派オペラ偏重だった60年代頃までの話では?と思ってしまいました。
ロマン派オペラのプリマドンナ役はいつもソプラノの声のために書かれましたから。
でも例えばロッシーニのオペラだったらメゾソプラノも大活躍ですよね。
最近はバロックオペラの公演もありますし。ヘンデルのオペラなんてアルト大活躍です。
御作は大正時代、おそらくは浅草オペラなのでしょうから、まったく問題ありませんよ!! でももし今後また声楽ネタを扱われるなら・・・と思ってお伝えしたかっただけです。
ちなみに「ソプラノの高音が出ない」と灯里が言うシーンがありましたが、彼女の声種が緑子と同じアルトやメゾなら、ソプラノの高音を出せる必要はありません。なぜならメゾはメゾの役、アルトはアルトの役を歌うので、自分の声種に求められる声域を美しく歌えばよいので。
問題は声質が細くてソプラノの音色なのに高音が出ない場合です。声質があたたかみのあるメゾなら、メゾソプラノ歌手として活躍できますよ。
なお男性のソプラノやアルトに関してですが、手術をしていない男性はどんなに高い音が出てもメゾソプラノまで、というのが普通です。25歳頃まではソプラノ音域を歌えた歌手もいましたが・・・マックス・エマヌエル・ツェンチッチは20代でもソプラノを歌っていたはず。でも彼も30代以降はアルトとして活動しています。
緑子さんは鬼ということでそもそも我々人間とは違う(変身もできちゃう)ので、ソプラノでもメゾでも気になりませんけれど・・・現実的な設定じゃなくて全然大丈夫なのですが、これは一般論です。
きっと声楽を好きな作家様だとお見受けしましたので、お伝えしたかったことをつらつらと書き連ねてしまいました。
長文失礼しました!
作者からの返信
読了有難うございます!
翠のお話は(背景は色々ありましたが)ハッピーエンドと言えるなと思っておりました。
ああ、これは明るい話になったなあ、という感じがあります。
そして、声についてのお話有難うございますーー!!
多分、プリマドンナがソプラノが多かった頃の事をベースにした情報だったのかもです。確かに、狭き門となる事を考えるとソプラノの方が大変ですね……。
知りたかった事が沢山……読んでて思わず目が輝いております。
灯里はメゾソプラノのイメージでした。
緑子さんは人間じゃないしとは思えども、ミラクル的に解決するのもほどほどにしたくて、ソプラノじゃないという設定に。
本当に教えて頂けて助かりました! 有難うございます!!
浅草オペラへの応援コメント
浅草オペラ、いいですね~。
昔教授から依頼があって「明治大正期の日本における声楽の教育と受容」みたいな小論文を書いたので、それ以来ずっと興味があります。
私の声の趣味はメゾソプラノですね!
一般的に現代でもソプラノがもてはやされるけれど、メゾ好きからすれば何故って感じです😂
ロッシーニやバロックオペラを歌っている女性歌手が好きです!!
作者からの返信
ああ、その小論文拝見してみたかった……(オペラやこの時期の声楽に関して資料に困った)
ソプラノも美しいと思うのですが、他の声域の歌手の方の歌も好きなのですよね。
でも調べてみたら「ソプラノじゃないとつらい世界」ってあって、緑子さんたちには敢えてそこを越えて頂きました。
思慕への応援コメント
コメント、失礼します。
とりあえず、ここまで読みましたが、面白いです!
最初、本作を読みはじめる前は、主人公が作家のもとに転がりこんで、ラノベ風のドタバタ恋愛コメディがはじまるのかなと勝手に勘違いしていたんですが……読みはじめたら全然そんなふうではなくて(少なくともドタバタコメディではないと思います)、驚きました!
妖しい――。
「怪しい」ではなく、「妖しい」と表現したくなる物語だなと読んでいて思いました。もちろん、これは誉めています!(^_^)
すでに完結されているんですね。この物語がどんなふうに着地するのか楽しみです!(*^o^*)
作者からの返信
読んで頂いて有難うございます!
多分、本編で語られてない日常ではドタバタコメディしてるので全くの間違いではない気がします。朝の風景があの通りですので。
妖しいと表現されると何だか嬉しくて照れます。
完結しておりますので、お時間の在ります時にまた見て頂けると嬉しいです。
物語の結末への応援コメント
不躾なコメント、失礼いたします。
何だか凄まじいお話で、引き込まれました。
「華燭」は、まだ「おぉ」という感じで拝読させていただいたのですが、
この「泡沫」は… こんなお話の発想がどこから湧いてくるのか、正直驚きました。
「泡沫」は「ほうまつ」ではなく
「うたかた」で「夢」ということだったのですね…
下手なホラーよりも怖い、読んでいるこちらが
(良い意味で)何だか不安定な気持ちになる展開の物語でした。
どこか余韻の残る読後感も良いと思います。
この先、玄鳥先生がどんな物語を語ってくれるのか、
そして、あやめさんにその物語がどう関係してくるのか、
楽しみに読み進めさせていただこうと思います。
作者からの返信
読んで頂いて有難うございます!
華燭も泡沫も、見方によってはバッドにもハッピーにもなる終わり方かなと思っております。
泡沫は、時間が戻って進んでいる事と真実を織り交ぜていって、途中で「あれ……?」と違和感に気づいてもらえるといいなあ、と思って構成しました。
他の物語もそれぞれに特色を出したいと思って考えました。
何故先生は語るのか、あやめにどう関係していくのか、続けて読んで頂けると幸いです。
編集済
彩鬼万華鏡への応援コメント
読み終えるのがもったいなく思いつつも、とうとう最後まで読んでしまいました…。
儚く美しい物語たちが繋がって一つの真実に辿り着いた時、大きな感動を覚えました!
最後の淵玄さんの選択も、素敵ですね。あやめさんたちだけでなく、人と鬼にとってより良い世界になっていく未来が見えるようです。
また、余談ですが個人的には、変わり者の翠の鬼が特に好きです!
素敵な作品をありがとうございました!
作者からの返信
読了ありがとうございます!
自分としてもこの構成はチャレンジだったので、考えた流れで表現できたのが嬉しいです!
あの選択は、あやめと出会って変わった彼ならばそうするだろう、とすっと決まった感じです。
翠の鬼は好評いただいております。インパクトも大きいキャラですし。
こちらこそ、最後まで読んで頂き有難うございました!
万華鏡への応援コメント
ひとまずは序章まで拝読致しましたぁ。
うーん、万華鏡…懐かしいなぁ…と思いながら読んでました。そういえば子供の頃は万華鏡大好きだったなぁ。
キラキラと形を変える模様がまるで宝石のようで、ずっとくるくる回してました。その万華鏡が色を失っている…という設定がす・て・き♡
おまけに亡くなった妻の遺品。万華鏡を知っているあやめ。おやおや、これはもしかして私の好きな展開になりそうな予感がしますね(ヨダレを拭いながら)
サラッとタイトルを流し見てみましたが、タイトルの付け方もすっき!
話が進むごとに色がひとつずつ戻っていく感じですね。万華鏡がすべての色を取り戻したとき、あやめと玄鳥の関係がどう変わっているのかも楽しみです♡
作者からの返信
読了ありがとうございます!!
万華鏡って懐かしいですよねー!! あのキラキラに昔よく時間泥棒されちゃいました!
色を失った不思議な万華鏡です。
何であやめさんがそれを「万華鏡」ってわかったのか、何で物語と共に色が戻るのか。
それぞれの話も特色を出せたかなと思うので、続けて読んで頂けたら嬉しいです!