第64話

 兄の部屋にエマさんが入って行くのが見えた私は速攻自分の部屋へと向かい、コップを兄の部屋がある壁の方へ押し当てた。

 

 「じゃあ。ワタシとオツキアイしませんか?」

 

 「・・・」

 

 私はすぐに兄の部屋と向かい扉を開けた。

 そして、用事あると言ってエマさんを私の部屋と連れ出した。


 「ヨウジってナンですか?」

 

 「おにぃに、色目使うの止めてくれませんか。不愉快です」

 

 私はストレートにエマさんにそう言った。

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幼馴染は負けヒロイン ステスタ @suteresusta

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