必死な思いが胸を打つ

自転車で走ること、それ自体のお話でありながら、ひとりで必死で走り続けようともがく人の人生のようなお話。
走れなくなってしまった主人公は、少し休んでまた走りだせるようになるだろうか?それとも……。と、想像の余地があって、読後もドキドキする良い作品です。