第89節 誰かと比べること
「チームメイトや友達と
「友達が自分より上手くできると気になる」
こんにちは、
自分と他人。どうしても気になるよね。
気になることは悪いことかな?でも、気にするなって言っても気になっちゃうよね。
他人の存在を自分のモチベーションにできるパターンだね。
逆に、自分より上手い人を見て、自分にはできないって
他の誰かをやらないことの言い訳にしてしまうパターン。
どうしてこの違いが
関係が近い、類似点が多い相手ほど、
関係が遠く、類似点が少ない相手だと、
例えば、子どもたちが一流のプロ選手を見て、「すごい!」「かっこいい!」「マネしたい!」と思うのは、関係が遠く、類似点が少ないから。
同級生のチームメイトを見て、「なんであいつだけ」「それに比べて自分は」「どうして自分はできないんだろう」「あいつばかりずるい」などと感じてしまうのは、関係が近く、類似点が多いから。
プロ選手でも、同じプロ同士、同じチーム、同じポジションでレギュラーを
そういう時には、この感情をずっと持ち続けたら、自分はどうなるかなって考えてみよう。「どうして自分はあいつに勝てないんだろう」「よし、もっと練習して上手くなってやるぞ!」という風に考えられて、例えば1年後、自分ももっと成長出来ていると思う!と思えるなら、悪い感情ではないと思います。
だけど、「どうして自分はあいつに勝てないんだろう」「いくらやっても勝てないんだったらやる意味がない」という風に考えてしまうのだったら、もしかしたら1年後は競技をやめてしまっているかもしれないよね。それをあなたがそれでもいいやって思えるならいいけど、それはイヤだなって思うのだったら、感情の
自分がもっと成長するにはどうしたらいいかなぁって考える。
どうしても自分ができないことの理由を周りのせいにしてしまうと、成長が止まってしまうのよね。環境が悪い、コーチが悪い、チームが悪い、だから自分はできない。そう思ってしまう事が、努力しないことや練習を
やめること自体は悪いことではないんだよ。競技はやめても、他のことに情熱を燃やすことができればいいけれど、本当はやりたいのに負けたくないからやらない、ってモヤモヤしているのは現実
実は類似点が多い相手が自分よりできている! というのは、メリットもあるんです。類似点が多い相手ができていることというのは、あなたにもできる可能性が高いってことになるからです! しかも、最初にできた人よりも後からできるようになった人の方が、効率が良いと言われています。それは最初にできた人のまねをすればいいから。先にできた人のやり方を見てコツをつかむ。先にできた人の失敗を知る。先にできた人にやり方を聞く。これは「レバレッジ(てこの原理)」と言われ、より少ない力で成功するコツと言われています。
もし誰かの存在が気になってしまった時には、
その相手をできないことや、やらないことの言い訳に使っていないかな?
って考えてみてね!!誰かを言い訳に使ってしまっている時は、要注意だよ!
このテーマについてはライバルの話、憧れの人の話でも書いているので、是非そちらも参考にしてみてくださいね!
「第70節 ライバルのあいつ」
https://kakuyomu.jp/works/16817330649112470710/episodes/16818093073347437937
憧れの存在についてはこちらで別角度から書いています!
「第68節 憧れの人の存在」
https://kakuyomu.jp/works/16817330649112470710/episodes/16818023214091741697
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