第88節 イメトレのやり方

イメトレって何ですか?

イメトレのやり方を教えてください!


こんにちは、柑那かんなです。


イメトレ、という言葉はよく聞くけど、なんだろうって思っている人も多いのでは?

イメトレ、つまりイメージトレーニングなんだけど、イメージをトレーニングする?イメージでトレーニングする?ピンときてない人もいるかもしれないわね。


さて、「イメトレばっちりです!」という言葉を聞く事が私は多いんだけど、どんなイメトレした?って聞くと「勝つイメージをしました」などと返ってくるのね。なるほど。悪くはない!悪くはないけど、しい!

勝てる勝てるって自分に言い聞かせて、イメトレ終了、なんてこともある。なんとなく「いいイメージをつくりました」というだけで終わってしまっていることも多いの。


イメトレは界登かいとくんがザキさんに教わったやり方でやるのがベスト。

つまり感覚をフルに使ってやるの。例えばサッカーでゴールを決めるというイメージをしたいのであれば、ピッチの感触かんしょく観客かんきゃくまわりの声、ボールタッチ、ゴールまでの距離、ゴールキーパーの動きなどを鮮明せんめいえがく。どんな風に間合まあいを取るか、相手ディフェンダーがどうブロックに来るのか、それをどうかわすのか、ボールの転がり方はどうか。どちらのあしで、どのくらいの強さで、どのようにるか。ボールはどんな動線どうせんえがいてゴールに入るのか。


わかりやすくいうと、頭の中にゲームの画面を作り出してその中に自分がプレーヤーとして入り込み、動いている。そんな感じかな。


ザキさんは界登かいとくんに、ボールをれない期間にゲームかんうしなわないためにこのイメージトレーニングをさせていたけれど、怪我けがをしていない時でももちろんこのトレーニングは有効。イメージの中だから、相手がいなくても練習試合ができるし、雨の日や怪我をして動けない時でも練習ができる。つまり、イメージの中でプレーをして、それを実際に動いてやるトレーニングと同じように使うってことなの。

リアルなイメージを作ると、脳が「これは現実かな?」と勘違かんちがいを始める。そうすると、身体がそのように動き出す。だって、のうが現実としてとらえたことはもはやただのイメージではなくて、一度経験済のこととして身体が覚えているからね。

というような脳のバグをうまく利用して、イメトレをしてみるといいと思います!


界登かいとくんとザキさんの回はこちらから復習してみてね!

https://kakuyomu.jp/works/16817330649112470710/episodes/16817330661828813475

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る