見事な風刺作品。切り口鮮やかで、そこから溢れ出るアイロニーの香りがスープの味をより一層際立てます。
短編というのは、短い、限られた時数でどれだけ読み手になんかしらの感情(感動、恐怖、疑問、喜び、悲しみ等)を与えられるかが勝負だと思うのです。そこには、非凡な発想力や瞬発力、表現の力など、誤魔化しの利かないちゃんとした技術みたいなものが必要になってくるわけで…えっと、色々それっぽく書きたかったのですが、ムリです。面白かった!!ストーリーから運び方、オチまでが流れるように進むこの感じ、本当にすごい!!
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