第3話 弟子にしてください!!

 俺は恐る恐る彼に着いていく、山に入るのはあの日以来だな、、緊張する、、、。


「おいおい、何緊張してんだ笑

俺の庭みたいなもんだよ、気楽に着いてきな」


「は、はい、、!」


歩いて30分ほどすると思ったより立派な、家、いやロッジといったほうがいいか、、


「ここは昔キャンプ場だったところでよ、広場を畑にしてロッジに住んでんだわ、そーいやおめえ名前は?」


「僕は浅田健介、17歳でハンターをしています。そういうあなたは?」


「俺は加藤満だあ、まぁゆっくりしてってくれよい」


話を聞いたところによると、幼少期から祖父の道場で剣を習っていたらしい、20の頃にこんな世界になって山奥でスローライフをしているらしい。


「素材??ああ、一応マジックバッグに入れてあるぞ、別にいらねぇからやるよ」


「マジックバッグなんてあるんですか!?あ、ありがとうございます!!」


どうやら七星剣を見つけた際にヒールリング(毎秒0.1%の体力を回復してくれる)、マジックバッグも一緒にあったそうだ。


「でも、マジックバッグは貴重なものなんじゃ?」


「んー、、実はよお、この山の山頂付近に邪悪な魔物が住んでてよ、そこに剣とアイテムがあったんだが、近づくのが大変で、マジックバッグだけ盗んできたんだわ、絶対にあそこには近づくんじゃねえぞ、、それにあの剣はなんかやべぇ…」


「わ、わかりました、、、あの、加藤さん!よければ、俺に、剣を教えてくれませんか?」


「あぁ?剣を?てめえ、若えのにどうしてハンターなんかやってんだ?今の歳ならまだ剣聖学園とか通って高校生活楽しめばいいのによ?」


「実は、14歳の時、魔物のせいで親を殺されて、自分も死にかけたんです、、重症だったんですけど、何故か僕だけ生きていて、ひどい怪我あったんですけど、を1級神剣の持ち主、花谷あかりさんっていう、今ハンターランキング9位の人なんですけど、その人に救ってもらって。

それで僕も、魔物への復讐とハンターへの憧れから目指したんです…笑」


「そうかい、、まぁ、そうだな、稽古をつけてやろう、、そのかわり!!」


「そ、その代わり…?」


「最近のえっちな本と美味しい食い物ちょいちょい持ってきてくれやあ」




「そんなことかあーーーーい!!!」


と、教えてくれることが決定したのだった。




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魔物が溢れた現実世界で剣を極めます おざごん @Ozagon

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