インドカレー味のドラえもん

扉があった。

開く度に違う場所へと繋がる扉だ。

面白がって何度も開いている内に、一つの法則に気付いた。

段々と繋がる場所が近くなっているのだ。

やがて部屋の扉に繋がり、次はただの枠と化した。


翌日、体を前後に分断された綺麗な変死体が見つかったという。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

インドカレー味のドラえもん @katsuki3

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る