久々の王道ファンタジー

古今東西あらゆる物語は二つのカテゴリーに分けられる
その一 面白い物語
その二 つまらない物語

この
『魔導士物語』
が明らかに前者にカテゴライズされるのは幸いである
何しろこの評価は著者や撰者によるものでなく
自らの貴重な時間を費やして読んだ読者によるものだから間違いない

先に書かれた
『幻獣召喚士』
のこれは続編にあたる物語なのだが多くの興味深い設定や魅力的な登場人物を引き継いでいるのは真に好ましい
この物語の世界と世界観は最近の30年ほどに創造されたいずれのファンタジーにも優さるバランスのとれた魅力的なものだ
そして一人一人の人物がリアルで生き生きしているのも良い

そして最も重要なポイントとして連載一回あたりの長さが適切であること
これはweb掲載の小説として非常に重要なことである

最後に
もしも子供の頃から読書に親しんできた真正な読者(つまりあなた)がこの物語に気づいたなら
是非とも読んで欲しい
小一時間も読めば
あなたならこの物語が面白い事を充分に知ることが出来るだろう
そしてこの物語の続きを読みたくなるに違い無い
それこそがこの物語に対する最も重要な評価そのものである


一つ付け加えるが
この物語は
面白い物語
というカテゴリーに含まれるのみならず
あらゆる面白い物語がそうであるようなもう一つのカテゴライズに於いてもあるべきカテゴリーに分類されることは言うにまたない😊

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