これは長い物語の第1巻にあたる。
読み応えは充分にある。
ハヤカワ文庫版『グィンサーガ』で言えば5〜6冊分。あるいは『ナルニア』で言えば優に2冊分。
または優れたファンタジーであった吉川『三国志』で言えば約3分の1くらいのボリュームがある。
もちろんこの場合のボリュームとは文字数では無く物語としてのそれであることは言うまでもない。
もしも物語を愛する読み手であれば一読して引き込まれるだろう。
この物語の世界に。
そして物語に愛される読み手にとっても申し分ない行間のふくらみがある。
あなたは緩やかに解き明かされていくこの世界の文化や歴史や人々の感情にあるいは共感しあるいは考えさせられるだろう。
そしていつの間にかこの物語の主人公たちの日常や冒険に没入している自分を発見するだろう。
読み応えのある上質なfantasyを探している読み手に推薦します。
世に氾濫するグルメ番組を見ていると🙂どうにも食レポが下手な人がおられる😁
何を召し上がっても
「美味しい!」
まぁそれも良いのだが🙂
また逆に食レポがお上手な方さえもがただただ
「旨い!」
と言わせてしまう美味も世の中にはあるようだ🙂
物語にも同様な事が言える☺️
誰をも引き込み没頭させてしまう物語が😁
この
幻獣召喚士
がそれである☺️
理屈を言えばいろいろある🙂
曰く
ストーリーが軽快で楽しい
登場人物(&狼)が魅力的
伏線が巧妙
それがきちんと収束する
世界観が興味深い
etc.etc.etc.
だが本質はこれしか無い😁
おんもしろい!!!
ホントは隠れて楽しむタイプの
とっときの本
なのだが🙂
今回は特別にお伝えしてしまおう😁
いや伝えられたら良いのだが🙂
「美味しい」だけじゃ分かんないから!!!
という突っ込みは無しにして欲しい☺️