おまけ② スランプの種類と対策

創作の敵である「スランプ」の種類とその対策まとめ。

「書けない書けない」と悩むより、原因をつきとめ解決していきたい。


●「頭が回らない」

●「言葉が浮かんでこない」

●「書くために座っていることができない」

⇒肉体的あるいは精神的に疲れている可能性が高い。


<解決方法>

・寝る、休む


●「他のことが気になる」

⇒そちらに気を取られていると書きづらいかも。


<解決方法>

・気になっていることを書き出す


●「イメージが浮かんでこない」

⇒イメージがぼんやりしていると書くのに時間がかかる。


<解決方法>

・画像、音楽などでイメージを固める

・資料を集めて読み込む

・設定をしっかり固める

・状況を妄想して場面をなるべく鮮明に思い浮かべる


●「何を書いたらいいかわからない」

⇒何を書くべきかわからなければ、書けないのは当然。


<解決方法>

・自分が作品を通じて何を書きたいのか明確にする

・その場面でどのような情報を示しておく必要があるか書き出す

(キャラの紹介、世界観、現在の状況……など)


●「書き方がわからない」

⇒ブランクが空くとこのような事態に陥りがち。


<解決方法>

・2~3日に一度は書くようにする。


●「話がまとまらない」

⇒情報が多すぎる可能性がある。


<解決方法>

・本当に必要な情報はどれかを見極め、あとは割愛する


●「やる気が出ない」

⇒まあ、そういうときもあるよね。


<解決方法>

・寝る、休む

・きちんと食べる、散歩など軽い運動をする

・気分転換に他のことをする


●「飽きた、つまらない」

⇒自分が書いていてつまらない作品は読者もつまらない。


<解決方法>

・設定を練り直す

・自分で面白いと思える作品を書く


●「焦ってうまく書けない」

⇒焦りは禁物。


<解決方法>

・計画を立てる

・締め切りまでのスケジュールを見直す。そのうえで、頑張れるなら頑張る。無理だなと思ったら他の賞に出すことも検討する


●「書いても書いても面白いと思えない」

⇒私はこのような状態を「面白レーダーが壊れている」あるいは「面白レーダーが機能していない」などと表現している。

「面白レーダー」が機能しているかどうかを確かめるには「自分が面白いと思っている作品を読んでみる」。自作でもそれ以外でもいい。

もし何を読んでも面白くないのであれば、レーダーが故障している可能性が高い。その状態で文章を書くと、どれだけ書いても本当に面白いのかどうかわからず、あとから全削除になる可能性もある。


<解決方法>

・寝る、休む


●「いくら文章を書いても納得できない」

●「イメージはあるのに、それを表現する技量がない」

⇒理想が高すぎるのかも? 初心者が陥りがちなイメージ


<解決方法>

・自分に書けることを書く(いきなり長編を書かずまずは短編から、など)

・書けるように勉強する

・落ち着いて推敲する

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遅筆な私がわずか1か月で【7万字】を書き上げた方法 ハルカ @haruka_s

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