企画より参りました。
十六話まで拝読した上でのレビューとなります。
一言で言えば面白い!!
田舎に住む少年が本家からの命令で異界と繋がる結界の綻びを閉じて回る王道と呼べる和風ファンタジーです。
妖界や鬼界といった設定の秀逸さ、キャラクターも個性的で先が気になり一気読みしました。
学校の友達との日常と結界を閉じる非日常が上手く絡み合いメリハリが効いています。
文体も読みやすいけれど、緊張感や不気味さも十分に味わえます。
蛙が集まるシーンは鳥肌が......。
これから主人公がどう成長していくのか、物語がどう動いていくのかとても楽しみです。
是非ご一読ください!
非常に面白い作品だと思います。
作中に出てくる妖界という異世界の政治や鬼界の様相など、緻密に設定が練り込まれているのだなと推察できる部分が多いです。つまり、完成度が凄く高いと感じました。
それに味方サイドの戦力バランスが良いなと思います。自分の能力をキチンと把握していない主人公に幼い妖、それなりの強さの妖と無双は出来ない感じが好きですね。
キチンと工夫して、努力して問題を解決する。予想されるそんな展開に、ドキドキします。
まだまだ序盤で、これからの物語。それでも、すでに十分に面白い。味方にも敵にもまだまだ、面白い謎がありそうです。それらが解禁される時は、もっと面白くなるでしょう。
是非、ご一読ください!!