○和風で情緒的な怪談の雰囲気が好きな方へ!
- ★★★ Excellent!!!
因習が残る日本の田舎に住む普通の高校生が、ある日、人界・妖界・鬼界をへだてる結界のほころびを修繕する役目を担うことになる。
彼は「陽の気」の使い手だったのだ。
結界に裂け目が生じると、そこから妖たちが人界へやってきてしまうのだ。
といってもこの妖、悪い奴もいればいい奴もいる。個性豊かで楽しい者たち。
一つ一つの事件は独立しているので、少しずつ読み進められるのもありがたい。
昔ながらの怪談話の雰囲気が好きな人に、ぜひおすすめしたい一作!
(私自身もホラー好きだけどスプラッターは怖くて読めないので、本作のようなおもむきある和風ファンタジーってドキドキとワクワクの割合がちょうどいいんです♪)
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読み進めたのでレビュー追記します。
妖界の政変、それに関わる人間の少女、裏に渦巻く陰謀は――? など複雑な思惑が絡み合ってきて、ますます引き込まれています!
(レビュータイトル先頭の○は、お気に入り作品付けている自分用メモです)