優しく、そして決然と。

我が子に対する愛の表現方法は、人によって違います。

自分の気持ちよりも、他者からの評価を大事にする親。
それがとても低い評価であっても、その人生を大事にする親。

愛のカタチは人それぞれなので、そのどちらも正しく、そこに優劣はないと思うのです。しかし。

もし、前者の親が、低い評価に負け、育児を放棄してしまったら……

もちろん、作品と人間は違います。比べるのは間違っています。でも。
この作品を読んで、私はそんなことを考えました。

つい評価に振り回されてしまうかたと、やりとげる満足感を大事にしたいかたの、両方にお勧め。
1読/1完にてレビュー。

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