実数値の2倍くらいは評価されるべき

全体的に読みやすい文体で構成されており、描写も上手い。
昨今は稚拙⋯⋯酷い言い方をすれば国語の教科書を読んだことが無いのか？　と思うようなストレスを感じる文体が多い中、この作品は読んでいてストレスを感じない素晴らしい文体でした。
種族名や技名のルビなど、独自の部分は多々ありますが、それが逆に「嗚呼、異世界モノだなぁ」と感じさせてくれます。
同程度の評価数値の中ではかなり高いレベルの作品に感じました。