EP.2




借りた本、、『魔法の石』を家に持って帰る。




春歌うらら『ただいま』


母「あら、おかえり!また図書館に行った

の?」


春歌『うん、まあ』


母「今度はどんな本?」


春歌『ちょっと古びてるけど、『魔法の石』

っていう本。1ページ破れてるみたい

だけど』


母「1ページ破れてる…?、、あっ!」



何か思い出したのか、急いで父の書斎へ入る


持って来たものは、古い紙切れ



特別な物…とは、到底言えそうにない。



春歌『それ、、、何?』


母「今日、部屋を掃除してたら見つけたのよ

古い本って言うからもしかして、と思っ

て」


春歌『お母さん!それ貸して!』


母「いいけど、、何に使うの?」



私は、母からその紙切れを奪うようにして


手に取る。



すると、直ぐに部屋へ駆け込んだ。



春歌『💭司書さんの言っていたことが本当

なら…!』



本の破れているページを探し、テープでとめ


だが、、、














春歌『、、、あれ?

なにも…起こらない?』






それは、ただの噂に過ぎなかった。



パタン📕



本を閉じ、ベッドに寝転がる。



春歌『なーんだ。』



少し残念だったが、ただの言い伝えだし。


と、頭の中で思考を終了させる。


























すると、



















─────本がひかった

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魔法の石 shigure @shigure0309

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