第85話 今度の中編コンテストは激ムズなのです

 俺の名前は月本招(つきもとまねき)。

 もちろん偽名だ。



 6月も残すところあと約一週間。

 もう一年の半分が過ぎようとしてますぜ、ダンナ(;・∀・)


 ってなワケで、何の成果もあげられていない月本ではあるが、これでも手を抜いているつもりはなかったりするので、今のところ後悔はなかったりする。


 後悔があるとすれば、残念過ぎる自分に対してだけである。

 あぁ、もっとできる子になりたいの(>_<)


 まぁ、一朝一夕で何とかなるものでもないので、コツコツやっていくしかないってことで、今回も本題に入ろうじゃないか。

 



▼今度の中編コンテストは……


 部内の人間の多くが恐れる、週で一番めんどくさいと評判のミーティングが無事に終わり、一息ついていた月本は何の気なく自然にスマホを手にする。


 と、ほぼ同時にTwitterの通知が。


 カクヨム公式から。何だろ、また書籍化の案内かなー、なんて思いながら開いてみると、まさかの中編コンテストのお知らせである。


 いやいや! この間、賢いヒロインを書き終えたばっかりな気がするんだけど!

 次来るの早くね?(;・∀・)


 でもまぁ、中編コンテストは次にどんなものが来るのか気になっていたので早速内容をチェック!


 ……その後に月本氏がTwitterにつぶやいた内容が以下である。


――――

おっはようございますー!

重めのミーティングが終わってホッと一息ついてたら、カクヨムから中編コンテストの告知がきましたね。ってお題激ムズッ!😱

こりゃあさすがにスルーか。。いや、何とか喰らいついて行った方がいいのか。

一応どうするか考えてみますかね😅

――――


 実は結構パニくっていた。

 と言うのも、予想をはるかに超えるハードな内容だったからだ。


 以下は公式からの抜粋なのだが、これを見て欲しい。

 

【8/1~9/20】「嫁入りからのセカンドライフ」中編コンテスト開催決定!

https://kakuyomu.jp/info/entry/kadokawabooks_suddenmarriage


――ここから抜粋↓――

【こんな作品がほしい!】

◎カドカワBOOKS読者ターゲットの30代~40代女性が楽しめる作品

◎主人公・視点キャラクターが女性の作品

◎嫁入りしてからの主人公の行動・活躍を楽しめる作品

※主人公が嫁入り先でも生き生きと楽しむ物語を募集しているため、ヒーローとの恋愛が成就して物語が完結してしまうようなお話は、今回のコンテストではレギュレーション外とさせていただきます。

◎ヒーローや周囲に認められたり、溺愛される作品

◎悲恋やバッドエンドではなく、優しく明るい気持ちで読める作品

◎異世界での嫁入り(王族、人外、魔法使いなど)の物語

※現代世界での婚姻もの(ヤクザ、サラリーマン、社長など)は今回のコンテストではレギュレーション外とさせていただきます。現代人主人公が異世界やちょっぴり不思議な世界に連れて行かれたりする現代ファンタジーはOKです。

◎長期連載が可能

※受賞・書籍化が決定した際、投稿作の連載をそのまま続けて頂く予定です。

――――

 

 いや、細かすぎるっしょ(;・∀・)

 ここまで細かく縛られちゃうと、俺の場合はだけど、正直書く気が失せてしまった。


 こんなに制限が入ってしまうと、同じような作品ばっかりになりそうな気がするし。


 ちなみに、このコンテストに関しては月本のお仲間さんの市瀬瑛理さんもご自身の創作論で書かれていたので、市瀬さんの創作論と見比べてみるのもいいかもよ~(*^-^*)


ただ呟くだけの、日記的ななにか。

https://kakuyomu.jp/works/16817330648600133741/episodes/16817330659149829550


 で、これは俺の感想だけど、想像の部分が削られてしまうのがどうにもきつい(創作で一番楽しい構想部分をだいぶ制限されてしまった)と感じてしまったのだった。


 これはもちろん、編集部や担当編集さんの意向によるものだろう。

 前回の「賢いヒロイン」と比べてみると、説明文が全然違うので、書き手(編集さん)が異なることは一目瞭然である。


【3/10~4/20募集】「賢いヒロイン」中編コンテスト開催決定!

https://kakuyomu.jp/info/entry/kadokawabooks_cleverheroine



 今回の印象としては、もうほとんどざっくりとしたプロットみたいになっているので、ここから作者がどう行間や余白をどう埋めていくのか。想像力、妄想力を総動員してオリジナリティ溢れるワクワクするような話に膨らませることができるのか。そういう戦いになっていくのでは?


 そんな風に思えてしまったのだ。


 とまぁ、否定的な意見が多くなっちゃったけど、この縛りの中でも面白い作品を投稿する人は当然いるだろうし、プロならばこういう条件を与えられて書くなんてことは普通のことかもしれないので、そういう意味では月本は考え方からしてアマチュアもいいところなのかもしれないとも思う(⑉°口°)・∵グハッ!!


 人によっては、細かく書いてくれて助かるわー(>人<;)

 って思う人もいるだろうし、そこは受け手によるのかもしれないよな。


 だた、今回のコンテストに関しては、つまるところ俺の手に負えるコンテストではないなーと思ってしまったと言うことである。


 諸氏たちはどう思われただろうか?

 もしよかったら、コメントでご意見を聞かせてもらえると幸いなのだ(,,>᎑<,,)



▼執筆環境を改善したーいヽ(`Д´)ノ


 前回のあとがき的なスペースで執筆用PCについて書かせてもらったんだけど、諸氏たちの執筆環境を色々聞かせてもらえてとても参考になった。


 書いた時点で気持ちは結構傾いてはいたものの、やはり執筆環境向上のためにモニターを買うことにした。今は14インチのノートPCなので、ずっとイマイチな感じはしてたんだよね。。


 てなワケで、俺は今、Amazonプライムセール(7月11・12日)をじっくりと待っているところである。


 やっぱり少しでもお得に買い物したいので、ここは我慢の一手なのだ(^^ゞ


 ちなみに、24インチモニターとモニター台、無線のキーボード、それにリモートワーク用のPCも同じモニターで使えるようにしたいので、HDMI分配器にUSB付き電源タップなど、まとめて色々買おうかと思っている。


 これで少しでも執筆が捗るようになれば言うことなしだぜ( ง ᵒ̌∀ᵒ̌)ง⁼³₌₃

 実際に全部が揃うのは7月下旬とかになりそうなので、結構先になりそう。


 モニターやキーボードが変わってどれくらい効率に変化があったかの肌感レビューは、8月に入ってからになりそうだけど、この創作論でやらせてもらおうと思っている。




▼みんなの一日の平均執筆時間はどれくらい?


 環境の次は時間。てなワケで、みんながどれくらいの時間を執筆に費やしているかが気になってしまった。


 この辺りはTwitterなどでもあらためて書いている人も見かけないので、ちゃんと質問するのがいいのかもしれない。


 てなワケで実際にTwitterでアンケートをして聞いてみた。


―――― 

創作論のネタ集めにご協力をお願いします(>人<;)タノムー

Q:物書きの皆さんへ。一日の平均執筆時間はどれくらい?

――――


 投票数は31票。母数としては少ないかもしれないが、この月本のネタ集めのためにこれだけの方が協力してくれたのだと思うと感慨深い。゚(゚´Д`゚)゚。サーンクス

 

 そして実際の結果だがこうなった↓

 

余裕で8時間以上 9.7%

よくて5時間   6.5%

だいたい3時間  22.6%

普通に1時間以内 61.3%


 やはりと言うか、1時間以内の人が大半を占める中、一方で8時間以上の猛者も1割ほどいたことが驚きである。


 8時間て言えば普通にフルタイムの仕事と変わらない。

 うん、パッと思うのは専業作家か、そこを目指している人なのではと。


 ちなみに俺はこの中だと3時間の枠に入る。

 この結果で見ると、大体上位3分の1くらいなので、時間だけは頑張っている方なのかも。


 ただ、時間をかければいいと言うものでもない。俺のように遅筆な人もいれば、爆速で書ける人もいるし、プロット制作や構想に時間がかかったりと、時間の使い方自体にも差はあると思うので、そう考え出すとこれまた難しい。


 それでも周りの人がどれくらいの時間を一日の中で執筆に使っているのかがわかれば、何となくもっと頑張らなきゃとか、結構頑張れているなとか、そういう指標として使えるかもとは思うのだ。


 忙しい日々の中で、それだけ執筆に時間を割いていること自体が凄いことだと思う。


 こう見るとやっぱりみんな書いてるなぁって思わずにはいられない。

 質・量ともに向上させていかなければ(ง •̀ω•́)ง✧

 

 と、決意を新たにする月本なのであった(^^ゞ



★月本のひとり言


 ちなみにだけど、最近の俺の執筆タイムは大体23時~2時である。


 19~20時頃に仕事が終わって、21時頃までに夕食。

 23時までは風呂に入ってから本を読んだり、映画やアニメを観たり。寝落ちして仮眠を取ることも多いけど。。


 で、執筆して、夜中の3時くらいには寝て、朝の8:57に起床して、9時にログインして業務開始。


 と言うのが平日の大体の流れになっている。


 リモートワークなので、業務が暇だったらその時間に本を読んだり、執筆したりすることもあるけど、最近は忙しくてそれもできなくなってしまった。


 まぁ、それが普通なんだけどさ(^^;


 本当は23時くらいに寝て、朝6時くらいに起きて執筆するとかよさそうなんだけど、俺は根っからの夜型なので、そう簡単にはいかないのが辛いところである。


 あ~、週休5日とかにならないかなぁ⊂( ⊂ _ω_)⊃ゴロン



▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△


ここまでお読みいただきありがとうございます(≧▽≦)

もし、月本にこんなことを書いて欲しいなどのリクエストがありましたら気軽にコメントください。


ご質問・ご感想もお待ちしています!



↓が月本の作品一覧です。よかったら読んでみてください(,,>᎑<,,)


▼長編

ファンタスティックアベンジャー~呪われた人生に復讐するために、時空を超えて集う者~

https://kakuyomu.jp/works/16817139558143902273


▼中編

正直者の美少女イカサマ士は、国を追放されたウソが大嫌いな元王子のお嫁さんになりたくて仕方がないご様子です

https://kakuyomu.jp/works/16817330653994797033


▼短編

異世界青春狂騒曲~クエスト失敗で即終了!?~

https://kakuyomu.jp/works/16817330657007510439


十二の神と邪神の魔導書グリモワール

https://kakuyomu.jp/works/16817330656638828283


逆転レベルアップ~最弱使い魔とゲームの世界で冒険したら~

https://kakuyomu.jp/works/16817139559074788702


▼エッセイ(私小説)

その塾、動物の楽園につき

https://kakuyomu.jp/works/16817330650595141827


ピンクモンスター~六本木で本当にあった、ある意味普通に怖い話~

https://kakuyomu.jp/works/16817330651406692090

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