第29話 目指せ100位以内!カクヨムスタートダッシュ攻略ガイド

 俺の名前は月本招(つきもとまねき)。

 もちろん偽名だ。



 前回、ランキングの数字をもとに色々と見てきたわけだが、ぶっちゃけ文字数が多くなってしまったので、説明を急いでしまった感があると思っていた。

 そこで、今回は自分自身のためにも一度スタートダッシュについて整理をしてみようと思う。


 何度も言うが、決してネタに困っている訳ではない……と思いたい(;・∀・)


 

 今までのおさらい的な側面もあると思うので、復習も兼ねて見ていこう。



【1】タイトル・キャッチコピー・紹介文


 これまで28回に渡ってお送りしてきたこのエッセイだが、その中でずっと言い続けてきたことが「タイトル・キャッチコピー・紹介文」の徹底である。

 

 実際のところ、この3つの中の優先度は、

 

①キャッチコピー

②タイトル

③紹介文


 なのではないかと思っている。


 キャッチコピーは色も選べるし、フォントサイズも大きいため、一覧表示された際に最も画面上の面積を占めるし、なおかつ目立つ。ちなみに画面上の面積をweb的には「画面占有率」とか言ったりする。


 つまり、一覧表示された時の画面占有率の高い項目から優先的に作っていくことをお勧めしたい。


 あと、キャッチコピーの色は赤系か青系が人気である。理由は、背景色の白に映える色ってことだね、きっと。


 ただ、周りがこれらの色ばかりになってしまうと自作も埋もれてしまうので、その場合は適宜変えてしまうなど、柔軟フレキシブルに立ち回ろう!


 ちなみに、このエッセイのキャッチコピー


「初投稿から24時間経ってもPVが……0だと…!?」


 は、個人的にはこのエッセイには最適なのではないかと思っている。



「うわー、月本の野郎、自画自賛してやがるー! キモーい」


 とか言わないで( ;∀;)タマニハイイジャン



【2】本文


 スタートダッシュをかけるために、俺と同じ境遇の初心者諸兄に伝えたいのは、やはり初日に5話程度はぶち込みたい、と言うこと。


 実際にランキング100位以内で作品投稿1週間以内で入っている作品を調べてみたが、すでに実績がある作家さんでも初日には複数話を投入しているケースが目立った。まぁ、初日は2話くらい突っ込むパターンが多かったんだけどね。


 俺たち初心者が彼らに勝つためには準備をするしかない。

 なにせこっちは、フォロワーさんも少ないし、知名度なんて皆無に等しい。。(> <。)カナシイノデス


 だから、次作を投稿する際は、初日に突っ込もうと俺は思っている。

 となると、作品として準備しておかなければならないのは、


・ある程度のストック

→15話以上は少なくともほしい。速筆の人ならそれくらいで、俺みたいに遅筆の人は倍くらいストックがあってもいいと思う。ここはどれくらいの投稿頻度で更新していく予定なのかにもよる。


・初日に第1話~5話を出すのであれば、その全てが自信作。特に第1話は誰が見ても面白くて、「これを面白いと思わない奴は人間じゃねぇぜ(・∀・)」と思えるくらいの内容に仕上げたい。

→第1話が面白くなければ次はない。つまり、全身全霊をかけて取り組むのは第1話である。



 ちなみに、


「俺はその後の伏線が詰まっている第1話を書き上げたぜ! どうよ? ミステリアスな雰囲気がたまんねぇだろう(・∀・)ウヘヘ」


 と言うような独りよがりは読者には響きづらいので避けた方が賢明だと思える。

 ちなみに俺のメイン作品のことである( ;∀;)ウゥ



 とまぁ、この2点だけは確実に押さえておこう。

 自信作をしっかり携えてカクヨムランキングに殴り込みをかけるのだー (#゚Д゚)



【3】ジャンル選定


 内容が各ジャンルの定義に当てはまっているのであれば、その通りに登録する。


 カクヨムヘルプセンター>ジャンル

 https://kakuyomu.jp/help/entry/genre


 ジャンルを跨いでいる作品の場合。

 例えば、異世界×ラブコメとか、過去~現代を行き来するファンタジーとかは正直悩むと思う。

 

 その場合は、まずは「読者がジャンル違いで混乱しないか?」を考えた上で、問題なさそうと判断すればランキングが狙いやすい方に登録すればいいと思う。


 全く違うジャンルにツッコんでランキング上位に行ったとしても、他のランカーから良くは思われないのでそこは気をつけようぜ。



【4】100位以内に入るために目指すべき数字


 前回書かせてもらったが、ここでもう一度見てみよう。


 ちなみに、『期間内に獲得した★の数+フォロワー数の合計値』でランキングは決定されるらしいので、ここでは『合計値』のみを記載。


●総合

 日間 80

 週間 500

 

●異世界ファンタジー

 日間 50~60

 週間 350~400

 

●現代ファンタジー

 日間 15~20

 週間 70


●ラブコメ

 日間 15~20

 週間 120~150

 

 なぜこの数字になるのかについては、↓を確認してみて欲しい。


第28話 ランキング100位以内に入るために必要な数字を公開するのだ!

https://kakuyomu.jp/works/16817330648845748655/episodes/16817330649861140604



 上記に取り上げた以外のジャンルでも、週間なら投稿から1週間以内の作品を、日間なら投稿初日の作品をジャンル内の100位以内で探して行けば、おおよその目安は掴めると思う(星の数もフォロワー数も見れるからね)。


 どうすればこの数字を獲得できるかを考えて各々戦略を立ててみるのがおススメだ。



 ただし……


「自主企画に参加していた場合、同じ企画に参加している作家さんからの評価がランキングには反映されない」


 というルールがカクヨムにはあるので、自主企画に期待していると成果ランキングが上がらなくてガッカリ……ってことにもなりかねないので注意が必要である。



【5】その他に影響しそうなところ


 レビューコメントについても過去に何度か取り上げさせてもらった。

 

 これは狙ってできるものではないと言うか、レビューコメントを書いてもらい、なおかつそのレビューコメントが導線となって他のユーザからのアクセスを集めてくるという荒業なので、そういうレビューコメントをもらえたら、「ほんとにありがてぇなぁ……( ;∀;)」と思って、レビューを書いてくれた人を拝みながらその日は寝なければなるまい。



 また、日頃のコメント返しもしっかりと行いたい。

 これは、作家のスタンスやコメント数などにもよると思うけど、せっかく意見をくれた読者に報いるためにも極力返してコミュニケーションを取っていきたい。


 作品に評価をつけてくれるのは読者なのだから。



 SNSは個人的にはやっておいた方がいいと思う。

 カクヨムの外でやり取りするとまた違った意見交換ができたりするし(大体お茶目なことを言い合っているだけだったりするけど)、もちろん宣伝やお願いなどでPVを伸ばす機会も作れる。


 ただ、Twitterではそれほど多くのPVは期待できないということも書いておく。




 というワケで、以上がスタートダッシュを狙う際に気をつけておきたいところのまとめ。


 こうしてみると、結構意識しておかないといけないところがあるよなぁ。

 ただ、カクヨムのランキング100位入りはそれくらい初心者には壁が高いのも事実だと思うので、特にこれから投稿する予定の人はこの辺りを押さえながらぜひ目標をクリアしてもらいたい。


 え? 俺? う~む……

 「次は行けるぜー(*‘∀‘)」とは自信をもって言えないんだよな。

 まずは自分が面白いと思える作品を書かないと。


 「真面目かッ!」


 ってツッコミが来そうだけど、意外と月本は真面目なのだ(๑>◡<๑)




▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△


ここまでお読みいただきありがとうございます(≧▽≦)

もし、月本にこんなことを書いて欲しいなどのリクエストがありましたら気軽にコメントください。


ご質問・ご感想もお待ちしていますー!



↓が月本の作品です。よかったら読んでみてください(,,>᎑<,,)


★長編メイン作品

ボクたちの転生狂想曲~呪われた少年と不思議なネコ~

https://kakuyomu.jp/works/16817139558143902273


★短編コメディ

その塾、動物の楽園につき

https://kakuyomu.jp/works/16817330650595141827


★短編ラブコメ

逆転レベルアップ~最弱使い魔とゲームの世界で冒険したら~

https://kakuyomu.jp/works/16817139559074788702

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