第26話 メスマン帝国の陥落


翌日。

俺達は国の城門前まで辿り着き扉を破壊すると中に侵入していく。


「無抵抗の者は攻撃するな!」


魔王のその言葉で俺達は行儀よく侵略を始める。

街のものがガクガク震えながら俺達が通り過ぎるのを待っていた。


やがて辿り着いた王城。


そこには騎士団とかがいたが四天王が相手を始める。

俺と魔王はそのまま王城に向かっていく。


そして俺は王室の扉を蹴破った。

そこにいたのは王女だった。


「くっ……ここまでこられるとは……」


そう口にする王女様に俺は近付いた。


「あ、あなた人間ではありませんか?!何故魔王軍側に?!」

「俺が悪の道に堕ちたからだよ」


そう答えて俺はとりあえずズボンを脱いだ。


「な、何故お脱ぎになられたのですか?」

「こんなもの必要ないから」


そうして王女に手を伸ばそうとすると兵士が武器を突き出してきたが、パキパキパキ。


と兵士が凍る。

俺の氷魔法によるものだ。


がっと王女の手を掴んだ。


「我らが魔王様は慈悲深い方でな。あんたが負けを認めると言うのならばこれ以上は進行しないと口にしている」

「ここまでのようですね」


そう口にする王女。


「白旗を王城のテッペンに立てろ」


俺の過ごした世界では白旗を掲げると降参を意味する。


「白旗はありません」

「待ってろ」


俺はそう答えると王城の屋根裏にのぼって、国旗に白の液体をぶっかけた。

これでクソみてェな国旗が立派な白旗に早変わりってわけだ。


それにしても人間のヤツら、クソみてェな国旗を王城に立てやがって。


「ふぅ……。用意してやったぜ白旗」


そう答えながら戻ってくる。


「とっとと国民に通達しなさい。我ら人間は魔王軍に負けました、と」


俺はそう口にして手取り足取り王女に教えて降参を示す文書を書かせた。

そしてクリスタルの破壊が終わった。


文書の方は大量に用意させてそれを王国全土に撒き散らすことになった。

これで人間側の敗北は伝わるだろう。


外に目をやると既に騎士団達は地面に倒れていた。

四天王が倒したのだろう。


魔王が部屋を出ていったのを見て俺は王女に手を壁に付かせた。


「な、何を?」

「悪いようにはしないよ。あんたも素直になっとけよ」

「……っ」


行為が終わると玉が握られていた。

俺は握っている状態でそれの質がいいのか悪いのか大体分かるようになっていた。


これはいいものだ。

しかし、何故この王女がこんなにいいものを?そう思いながら食べると。


【特性、王家の血筋を獲得しました】


と、そう表示された。

レベルはそこまで変わらなかったけど。


王家の血筋って何だ?

そう思ったがとりあえずもう1回王女とヤってから王女を連れて魔王を探しに行くことにした。


王女の名前はアリシアというらしい。


「知ってるよな?あんた負けた側がどうなるかってさ」

「は、はい」


頷くアリシア。

命があるだけまだマシだろう。


魔王に話しかけると今日中にもこの戦争の結果は全世界に伝わるらしく、晴れて我ら魔王軍が世界征服を成し遂げるらしい。


で、俺のような股間に脳みそがあるやつに任せることは何も無いと言うので俺は素直にアリシアと遊ぶことにした。

どうせ今のうちに遊んどかないと今後やることないし。



そうしてビーズを使ってアリシアと遊んでいた時。


「う、うぐぅ……♡」


意外と早く堕ちたらしいアリシアは既に俺との遊びを楽しんでいるようだった。

そうしながらアリシアに訊ねる。


「王家の血筋ってのは何だ?」

「な、何故?それを?」


今までビクビクと体を震わせていたのに真面目な声色で聞いてきたアリシアだったが、直ぐに戻る。


「うぅ……♡お、ぉぅけの血筋とは……」


遊んでいたのをやめてとりあえず話を聞いてみることにした。

名残惜しそうに俺を見てくるアリシア。

とりあえず最後まで遊んでやってから続きを話させる。


王家の血筋について説明を始めてくれる。


「ファラン様はこの世界のことについてどこまでお知りですか?」

「何も知らん」


そう言うと彼女は全部話してくれた。


その話を聞くとクリスタルというのは神様に授けられたものだと言う。

割とどこの世界にでもあるだろう話。

神様が何かを授けて人間を反映させる。みたいなそんな話をベラベラと話してきた。


で、魔王軍というのは元々はアレルギーのようなものを持った人達から出来たものだったらしい。

花粉症とかと同じ感じで、やがてクリスタルに対しての抗体を付けて行った彼らは今のこんなにも強大な存在になったという。


クリスタルの力を受けずにクリスタルを破壊するためだけに力を付けて行った。


何万年のもの時間をかけて。


それが今の魔王軍。


もう王家の人間しか知らない話だという。


「血筋というのは?」

「さぁ、それは詳しくは知りませんが我々王家にのみ宿る特性のようです」


なるほどな。

俺はそう答えてマグナムをグルグル振り回す。


「な、何をしているのですか?」

「これはチ〇コプターというものだ」


振り回すと風が巻き起こり俺の体は宙に浮かぶ。


本家のタケのガラクタは頭がネジ切れるとか聞いたことがあるけど俺のは聖剣だしここは異世界だ。

そんな常識聞かねぇぜ俺は。


そう、俺はこの魔法道具によって空を飛ぶことが出来るわけだ。


「す、すごい!飛んでる!男の人ってこういうことも出来るのですね!」

「そうだよ。男ってのは空も飛べるんだよ」


そう答えて俺は窓を開けて王女の手を引いて飛んでいく。

この青い空の下をチン〇プターで飛んでイく。


「わ、私空を飛んでいます」

「がははは。俺にかかればこんなことも余裕ってわけよ」


魔王軍の植民地となった王国を端から端まで上空から見て周り俺はまた王城へと戻った。


「ま、また空を飛ばしてください!」

「また今度な」


王女にそう答えて俺はズボンを履いてこの部屋を後にすることにした。


俺はあほで馬鹿だからこれから魔王達のやることなんて知らない。

だから全部魔王たちに任せると言っている。


そんな俺にやれることは世界中の女を犯して回ること。

今日も俺が来るのをヒクヒクして待っている女がいるはずだ。


そう思うと俺の足も早くなる。


待っていろよ。

女共。


俺のマグナムが貴様らを蹂躙してくれる。



そんな日々が続いて俺のレベルはついに100になった。


現状レベル100の奴は他にいないし昔にもいなかったらしい。

更に俺は未来をも見通す千里眼をその成長過程で手に入れたがそれで未来を見てもレベル100まで到達できたのは俺だけだった。


「くくく、ふははは。俺は世界最強、いやどの時代を見ても最強になった、というわけだな」


こうして俺の物語は幕を閉じると思われるのだった。




【あとがき】

これにて一部完です。

一応続きのストーリー展開もありますが、ここまでが余りにも下品になりすぎたので続けるかどうか悩んでいます。


この後これより何人かのキャラ続投で、神様陵辱編の絶対絶頂神イキ編に繋がります。


つまり、ゼウスをヤりにいくわけですね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

異世界に転生したら俺だけ女の子とエッチすれば強くなる下品なスキル持ってたんだけど、使わなかったら追放されたので、自由に生きてヤることにしました! にこん @nicon

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ