第1話 はじまりのお伽噺への応援コメント
序盤アラ〜^^って感じの童話なのに黄金の鎖で縛ったところで「ん? 流れ変わったな」ってなるのいいですわね。
作者からの返信
ありがとうございます~~~!
不穏です不穏。もちろん、不穏が本体ですとも。
第13話 あなたの隣にいさせてほしいへの応援コメント
最後まで読ませていただきました!
しんどい展開好きには大満足の作品でした。
もう、しんどい展開しかなかったですね!
リゼルにとっても、世界にとっても。
リゼルは悩み苦しみながらも最後まで王の役目を果たし、一見すると健気で優しい人なのですが、「正しい王」という言葉が呪いとなって、そうとしか生きられなかったのではないかと思いました。
ラストは、どんな形であれリゼルとクライノートが一緒にいることができて、わずかな救いを感じました。
素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
読了ありがとうございます!
しんどい展開マラソンでしたが、美味しく食していただけたようでよかったです!
正しさという呪いもテーマの一つだったので、思いを馳せていただけてとても嬉しいです。正しさとは何か、王とはどうあるべきなのか……作者としても答えは持っていないのですが、きっとそういうことは考えることに意味があるのだと思ったりします。
とにもかくにも、最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。少しでも心に残るものがあれば、それ以上の喜びはありません。
第9話 「ぼくの命令でたくさん、人が、死んだんだ」への応援コメント
はじめてコメント書かせていただきます。
たたみかけるようにしんどい展開になっていきますね。
しんどい話が好きな者としては何とも嬉しい…(大好物です)
続きも楽しみです!
作者からの返信
コメントありがとうございます!とても嬉しいです。
しんどい展開がお好きということは同士ですね……!!この先もしんどい展開が続きますので、最後まで楽しんでいただければと思います。
第13話 あなたの隣にいさせてほしいへの応援コメント
こんばんは、遅ればせながら読了致しました!
仄暗く陰る世界の中でたしかに存在していたリゼルとクライノート、二人の生き様を真正面から浴びるような物語でした。紹介していただいた時から覚悟していましたが、読み進めるごとに崩れ落ちていく足場というか、袋小路に追い詰められるような展開が凄まじくて、自分では決して構築できない唯一無二の絶望感を味わったような心地です……。大向こうから観測する私たちには彼らの生を評する資格なんてないと思うのですが、いずれ消えゆくとしても一際強い光を放った奔星のような二人の行く末を見届ける機会をいただけたことに感謝を申し上げます。
読了後の情緒滅茶苦茶な状態で打ち込んでいるので、まとまりのないコメントですがご容赦ください。改めて、完走お疲れ様でした。心に深く焼き付く物語をありがとうございました!
作者からの返信
読了ありがとうございます!
……そうなんです、こういうものが好きなんです。と、終わりの定められた世界で生きた二人の物語をお送りさせていただいたわけですが、楽しんでいただけたようで何よりです。
リゼルのしたことは、滅びが確定している世界では大きな意味を持たなかったかもしれません。それを無意味と断じるか、それに意味を探すのか。きっと色々な答えがあると思うんですよね。
……などと語るのはここまでにしておいて。改めて、読了ありがとうございました!楽しんでいただけて本当によかったです〜!
第13話 あなたの隣にいさせてほしいへの応援コメント
読了いたしました。
この救いのない終わり方は大好物です。クライノートは花となり、黄昏の剣とともに泡沫と消えた世界に残されました。しかし一方で、苦しみながら王としての勤めを果たしていたリゼルは、世界とともに塵芥に帰すことで、ようやく安寧を得たのではないかとも思うんですよね。そう考えるとこれは、ハッピーエンドなのかもしれないと思いました。
神様が残したただ二つのもの。神話や聖書的に考えるなら、そこから新しい世界が創造されるのかもしれない。ある意味でそれは希望なのかもしれませんね。
見る人によって正解は変わると思いますが、救いのないようで見方によっては救いがある、とても考えさせられる話でした。たぶん、二人は一緒になったんじゃないかな。僕は、そんな風に思います。
睡蓮さんのセンスの良さ、筆力の高さ。これらを十分に感じられる作品で勉強になりました。
読ませていただいてありがとうございます。
作者からの返信
読了、誠にありがとうございます。
大好物を提供できたということでとても嬉しいです。最初からこの終わり方は決めていたのですが、同時に受け入れてもらえるか不安でもありました。しかし、読む人それぞれに違う見方ができる終わり方にしたかったので、色々な角度から考えていただけて喜ばしいものを感じています。
ふたりが懸命に生きたことをあの世界の人々は記録できずに終わりました。世界の狭間で、語られることのなかった物語。ベタな言い方ではあるのですが、私たちこそがこの物語を記憶できる観測者なのです。ふたりの生きた証を尊いものとして残した神のような……。
リゼルのしてきたことの可否、クライノートのしてきたことの可否。これもまた、様々に解釈ができると思います。皮肉で回っている世界でもありましたから。
黄金と金剛石。どちらも永遠を意味するモチーフです。どんな形であっても永遠を共に生きてほしいと、儚い彼らの生き方に思います。
最後に、もう一度。お読みいただきありがとうございます。この物語が浜風さんの糧になったのならば、こんなに光栄なことはありません。
第6話 「……彼の王は、こわれている」への応援コメント
クライノートの存在は、比翼の翼という言葉を思い起こされますね。片方の翼だけでは飛べない。だから、飛び立つためにはもう一つの翼を必要とする。神が、クライノートを時空の狭間に、迎えが来るまで眠らせた神話の通りなら、もう片方の翼は、リゼルなんだろうなと思います。クライノートは歪な型で産まれましたが、彼女が飛び立つことはあるのだろうかと夢想してしまいます。
クライノートとは、ドイツ語で宝玉とか宝石って意味なんですね。今作は石が一つの象徴だと思いますが、睡蓮さんがどんな思いでクライノートと名付けたのか気になります。リゼルにとっての宝石なのか、あるいは呪いなのか。
じっくり、味わうように読んでしまう。睡蓮さんの表現って、なんだか心に染み入ってくるようで、ああ好きだなあ。
リゼルが壊れていると、ベルデモントが戦慄していましたが、壊れないとやっていけない立場ですよね。環境も、親と兄を同時に失ったことも、すべて過酷すぎて……。小さな箱庭という卵の殻を壊した先が地獄なら、狂うしかないよなあ。リゼル、とても好感が持てるキャラクターで好きです。
ホムンクルスの寿命を早めるのは、兄の想いに反することだと思うのですが、どんな想いで、彼はこれを選択したのだろうか。
色々、考えさせられます。
作者からの返信
感想をありがとうございます。浜風さんには本当に頭が上がりません。
比翼の翼。的確で素敵な表現ですね。歪な存在であるクライノートとリゼルはふたりで欠けたものを埋めようとしていたり、互いに寄りかかって生きているので、言うなれば共依存しているわけです。だから、片方を欠いてしまえばきっと壊れてしまうのだと思います。それから、クライノートが飛ぶ日について。来ます、とだけ言っておきましょう。
クライノートの意味を調べてくださったんですね!!!!嬉しいです。宝石はこの物語の象徴的なものであり、様々な意味を持ちます。例えば、命であったり……。ですから、ここはとりあえず黙っておくことにします。読了されてからまた考えてみると違う意味も見えてくるかもしれませんし。ちなみに、クライノートを英語で考えてみるとまた違う意味が見えてきますよ。
ああああ、ありがとうございます、幸せです。感謝の言葉の語彙力が無いことが悔やまれます……。
そうですね……。壊れないと務まらない……。リゼルはいい意味でマトモで素直でいい子なんですよね。そして、優しすぎる。だからこそ、致命的に王に向いていないんです。足掻いてもがいているリゼルが可哀想で可愛い……。
リゼルにはもう、ただしくあることでしか己を保つことができないのです。そんなリゼルがどんな気持ちで玉座で言葉を発しているのか、想いを馳せてしまいますよね。
第3話 「おまえは正しい王になるんだ」への応援コメント
錬金術の絡む世界観で、またしてもワクワクする設定ですよね!
冒頭の天の御遣いと錬金術の王の話は、おとぎ話というか神話の世界って感じがして、これがどのようにリゼルたちの話に繋がっていくのか気になります。この時点で期待感でいっぱいです。
図書室という小さな箱庭で錬金術の研究と読書をしながら過ごすリゼル。この小さな箱庭のささやかな幸せって、描写としてとても好きなんですよね。外の世界を知らない、穢れない環境で育った少年少女ってとても美しく、だからこそ穢したくなります。
エリオットになついていたリゼルが、断腸の思いでエリオットを処刑するシーンは、冷たく残酷で悲壮感に満ちていながら血の赤がルビーに感じるように美麗で、ほうっと息が出ました。必死に血を掻き回すシーン……最高です。
母親も自害して亡くなり、絶望に満ちた始まり方は、さすが睡蓮さんって感じです! これからどうなるか、先は見えませんが、期待して読みますね!
作者からの返信
早速お手に取ってくださりありがとうございます!その上こんなに感想をいただけて感無量です。
錬金術、いいですよね、浪漫です。一度テーマにしてみたかったので、こうして書くことができてとても良かったです。
図書館で生きていたリゼルの世界は確かに箱庭とも呼べますね!新しい視点をありがとうございます。純粋培養されてきたリゼルが曇っていくところがやはりこの物語の核でもあるので、ぜひ今後お楽しみに。
透明だったリゼルがエリオットを殺し、母親を死なせ、ただしさを押し付けられて望まないのに王になる……。睡蓮節が最初からフルスロットルしてますね笑。正直に言いますと、書いていてとても楽しかったです。褒めていただけて嬉しいのなんの。
絶望の中の美しさ。冷たく残酷で綺麗。そして、人の醜さ。それらを宝石のように削って描いた物語です。この物語を通じて色々なことを感じていただければ、これにまさる喜びはありません。
第13話 あなたの隣にいさせてほしいへの応援コメント
泡沫と消えた世界があるならば、泡沫から生まれる世界もあるかも知れない。
願わくば、そこに彼らの痕跡も流れ着いて、新たな世界に生まれた人々がその因縁に思いを馳せてほしい。
作者からの返信
読了、そして素敵な感想をありがとうございます。
壊れた世界で懸命に生きた彼らの証が何処かに刻まれていたらいい、と祈りのように思います。間違えながらも歩んだ道に意味は必ずあるはずですから。
第13話 あなたの隣にいさせてほしいへの応援コメント
あ〜〜〜〜〜〜〜ちょうど鬱を浴びたい期間だったので救われました……吐いてしまいそうな程甘くて歪んだ暗闇……ご馳走様でした!
作者からの返信
よかったです〜〜〜!!歪みまくってて救いのない物語なので、少し不安だったのですが、美味しく食べてくださって……! 読んでくださり本当にありがとうございました!
第13話 あなたの隣にいさせてほしいへの応援コメント
完結お疲れ様でした!
昏く救いの無い世界観、堪能させて頂きました。
作者からの返信
応援してくださり、本当にありがとうございます。おかげで二人の物語を最後まで描き切ることができました!ぜひ考察などもしてみてくださいませ!
第11話 “リゼル、ずっと側にいて”への応援コメント
唐突の「背丈にょきにょっ期」に腹筋やられましたw
シリアスだったのにw
作者からの返信
それは良かった(?)です!にょきにょき……w
今のところリゼルはクライノートと引き分けてます(背丈)
第9話 「ぼくの命令でたくさん、人が、死んだんだ」への応援コメント
どこまでも昏く、救いの無い世界……
流石です。
作者からの返信
お褒めに預かり光栄です。これから先の終わりへの道のりも楽しんで頂ければ幸いです。
第2話 「リゼル・オロ・レヴェニア殿下」への応援コメント
世界観が面白いですね。(^^)
>五百年の歴史の記憶が詰まっていいこの場所がリゼルは好きだ。
詰まっている
かな?
と思いました。
作者からの返信
ありがとうございます!誤字ですね……、教えていただき感謝です
第4話 『おうさまとおなじ、ほしい』への応援コメント
絹糸みたいな地の文。さらさらしてる。
作者からの返信
地の文褒めてもらえて喜びです……!
ぜひこの先も楽しんでいただけたら嬉しいですー