ゲームの中では可愛い妹

@Ren258

第1話:ゲームもほどほどに♩

「えいっ!はぁっ!やぁっ!」

「ふぅ、、流石にボスだし強かったな…」

俺、中村未来!高校生ゲーマーだ。

自分で言うことじゃないけど、、、

「まぁ俺にかかれば負けることは無いけどな!はっはっはっはっ、、、、」

「ぃちゃん。…にぃちゃん。おにぃちゃん。お兄ちゃん!!」

「はっ、あれ、伝説の剣は?」「何を言ってるのよ、朝から寝ぼけすぎ。ゲームやめたら?」うぅ、、相変わらず辛辣だ…

「早く用意しないと高校遅刻するよ。」

「母さん。起こしてくれるって言ってたじゃん。」「それは…」「何回も呼んでたわよ、あんたが起きなかっただけじゃない。。」

それから急いで学校へなんとか遅刻せずに着くことが出来た。

「よぉ、未来。今日も寝坊か?」

「るっせ」「夢の中でもゲームしてたんじゃないか?」「……」(図星かい、、)

なんだか廊下が騒がしい、、、

「なんだなんだ?有名人でも来たか?」

「そうだなー(棒)」

「なんで興味無さそうなんだよ」

言うまでもない。俺はこの騒ぎの元を知ってるからだ。

そう、、、俺の妹だ。

「お前の妹はいいなぁ、勉強も出来て綺麗で、性格もいいなんて、、お前とは正反対じゃないか」「そうか?」

そんなことは無い、あいつの性格がいい?

全くもってありえない。まぁそう思うのは俺だけだ、当たりが強いのは俺にだけだからだ



「そういやよ、未来はあのゲーム買ったか?」「あぁあの最新のゲームか、、昨日注文したから今日届くはずだけど」

「やっぱりな。じゃあよ、今日帰ったらオンラインでやろうぜ」「いいよ。」

(本当はレベリングしてからが良かったけど)

朱里「、、、、(未来を見つめて)」

(なんかあいつ俺の事見てなかったか)

見つめ返すと知らんぷりしてどこかへ行った。。


学校も終わり、家へ帰宅。

玄関にはダンボールがふたつあった。

ひとつには俺の名前が。

「よし!届いた🎶届いた🎶

ん?なんだこのもうひとつの箱」

(うわっ朱里の名前、、、怒られるから見なかったことにしよっ)


その後俺は晃と4時間ぶっ通しでゲームをすることに。

始めて2時間後。晃「ちょっと休憩」

未来「おれも飲み物を取ってくる。」

リビングに朱里がいた。朱里も飲み物を取りに来ていた。

未来「お前が飲み物をそんな量。自室に持っていくなんてな」朱里「え?なんか悪い?」

(やはりキツい、、、、)

ただ朱里はなんだかウキウキだった。あのダンボールの中にあったものがそんなに嬉しかったのか中身を知らない俺は何も分からなかったが

未来「よし!再開だ〜」晃「お前のゲームに対する熱意には毎回驚かされるよ」

未来「だって、こんなにリアルにvrの技術が進歩してるゲーム中々ないんだから」

晃「なんかあそこの女の子可愛くね?ちょっと話かけに行ってみようぜ」

未来「ちょっ、、」

そう。晃は根っからの陽キャだ

晃「お姉さん。今暇?一緒にお話しない?」

???「えっと、、、実はまだ今日始めたばかりで、、、」

晃「そうだったのか、じゃあ俺たちが案内してあげるよ」未来「お前も今日が初めてだろ」おれは晃の頭を軽く叩いた。

晃「俺の名前はアキ。でこいつが」

未来「ライカだ」

???「私の名前はシュリよろしく、、」

確かに可愛い子だ

ん?シュリ、、、?

なんだか聞き覚えがあるがまぁ勘違いだろう



シュリ「そろそろ勉強しなくちゃなんで落ちますね。今日は色々ありがとうございました」

晃「いいよいいよ。またね」


ログチャット「シュリがログアウトしました」

晃「よっしゃぁ!!さっそく女の子をゲットしたぜ」未来「お前って本当にそういうところあるよな」

晃「いいじゃねぇか、ゲームは遊び。どうやって楽しむかも個人の自由だ」

未来「あっそ、おれもご飯食べるから落ちるわ。じゃっお疲れ」

未来「ふぅ、結構すごいゲームだな。」

(というか、あのシュリって子ってもしかして)

とっさに俺は隣の部屋を開けた。

朱里「なに?勝手に部屋の仕切り開けて

勉強してるのわかんないの?

邪魔なんだけど」未来「ご、ごめん」

妹の部屋はいつも綺麗だがベッドの上に俺のゲームと同じやつが置いてあった。そして机の前の壁には晃と俺のゲームIDが、、、、

その時疑問は確証に変わった。。。

俺の妹が同じゲームを、、、、

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