第3話 僕だけが壊れた日常
聞いてはいけないことを聞いてしまった。
部活帰りに、男たちが話していた。会長の死は、殺人だったのだと。
その日から、僕の日常は壊れっぱなしだった。声だけでは、誰かは判断できなかったがその男は確かに会長を殺したといっていた。
そのあと、男はこっちを向いてきたのでとっさに隠れ込み。電話相手と、との話を再開した瞬間を狙って家へと走って帰った。その日は、眠れなかった。警察にいうのは、流石に証拠がなさすぎる。だからといって、僕一人で片付く話ではない。
証拠がないのにプラスして、協力者も作れそうにない。
ならば、なんとかして一人でこの事件の犯人を突き止めなきゃいけない。
さらに、ありがたいことに犯人は口を封じるためにあの場所にいた僕を探しているだろう。あっちは、こっちの声も姿も多分見えていないはずだ。
だが、こっちは声を知っている。そんなに、鮮明に聞こえなかったとはいえどこかでその声がすればすぐに気づくだろう。この犯人探し、こっちのほうが有利だ。
これから、部活帰りに起きた盗み聞きによって僕の人生は大きく狂わされることになるだろう。でも、本能が僕に告げている。この勝負、勝てばこれまでに体験したことのないような達成感を得るだろう。その、達成感を体験しないという選択肢を好奇心がとってくれない。だから、平民で情報もろくに集められない中学生がこの事件に首をつっこませてもらう。
ーーーーあとがきーーーー
いい雰囲気の中に、首を突っ込む。
はい、どうもWMでごっざいます。伏線入っていたのに気がついたかたは、コメントでどこが伏線とは言わずに「見つけた!」といってくださると大変ありがたいです。
読者様が、「テンションバク上がりだぜぇー」てなれるような作品を書きたいのでつまらなかったら、「つまんねぇーよ」といっていただけると改善いたしますので、つまらないところを詳しく教えていただけると。大変ありがとうがらし、でございます。それでは、また次の話でお会いしましょう。
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