第2話 修復する日常

いつも通り、学校に登校して帰って勉強してゲームする。そんなごく普通の中学生。

黄金崎岬。今朝の、自殺はうちの中学校の生徒会長だった。他校なら、そんな話題にはならないだろうが自分の学校ともなるといじめがあったのではないかと色々な噂が流れた。教師は朝から、いじめがあったのではないかと生徒に聞き込みをしたりなどするが、忙しそうなのと顔が青ざめているところを見るとまだ何もわかっていないらしい。警察は、きっと事件性はないと判断したのだろう。もちろんだが、僕も自殺の原因になるようなことはなかったか。教師から、聞かれたが「知らない。」と答える他なかった。生徒会長は、万が一にもいじめられるようなことはないからだ。

正義感が強く、よく僕も校則違反で注意されたことがあった。

その声には、覇気があり。友達との付き合いもうまくいっていないようには見えなかった。クラスの連中は、「自殺ではなく事件だ。」なんていいだすやつがでる有様だ。

それから、2ヶ月が経ち自殺で処理された会長の自殺。クラス内でも、会長の話はなくなり。会長の遺族や、友人なども笑顔をとり戻しつつあった。日常というものは、壊れてもまたこのように修復されていく。だが、僕の日常はこれから壊されていくだけだった。





ーーーーあとがきーーーーーーー

またまた、雰囲気ブレイカーWMです。

今回の話は、「尺の関係だろ。」思う方がいると思うので、言わせていただきます。

そうです。尺稼ぎです。

大変申し訳ありませんでした。

次の話から、伏線が入り始めるので楽しみにしていてください。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る