第4話 拝啓 盗み聞きした君へ
何も知らないふりをして、2ヶ月間を過ごした。その2ヶ月の間、聞いた犯人の声と同じ声の人はいなかった。
(そういえば、校長最近学校来てなくね。体でも壊したのかな?)
後ろから、友達に言われて慌てて答える。
「しっしらねぇー。あいつそもそも、30歳ぐらいじゃなかったっけ。」
そういうと、そうだったかなぁ。といいながら友達はその場を去った。
<<みなさ~ん、なんと会長の自殺。あれは事件だったんですよ。>>
そんな、声がして僕はびっくりしながらその声の方向に視線を送る。
<<昨日、聞いちゃったんですよ。会長は俺が殺した。っていってるひとが>>
その、話はなにも知らない奴らには全く信憑性のない話だが僕にはかなり心臓に悪い話だった。もし、それで僕の正体がバレるなんてことがあったら正気じゃいられねぇからな。
その、次の日だった。事件だといった奴が、死体となって発見された。
これで、事件性がかなり上がっただろうが警察はどう出るのだろう。
家に帰ったら、母がポストに入っていたという手紙を渡してきた。
(もぉ〜、モテモテになっちゃってねぇ。)と喜んでいたがそんなことはないだろう。「そんな、もんじゃねぇよ。」
嫌な予感が、止まらないが手紙を開けるしかなかった。
「手が、バカ震えてやがる。これは、きっとあれだろうな」
その手紙には、ただ一言こう書かれていた。
***次は、おまえだ。***
このゲームは、俺の負けかもしれない....。
ーーーーあとがきーーーーーーーー
作品が、ロウテンションのなか世界で一番テンションの高い。はい、どうも皆さんこんにちはWMです。今回は、ある伏線を入れるためだけに話を書きました。
伏線をあるよと言うのも、ネタバレになるかもしれないのでこれからは控えていきます。今回の話は、ぶっちゃけ「展開早くない?」とこれからも続いてほしいと思ってくださっているかたがいるのであれば作者から一言。
この、物語の終わりはこの犯人判明ではありません。続きが気になる方は、フォローをお願いします。
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