　生理は移動できます。

　病院受診が必要(オンライン診療もある)ですが、大事な日を万全な状態で迎えるのには良い方法かなと思います。

【生理の移動】

①一度だけ移動(自費、中容量ピル)

→移動したい生理の時だけホルモン剤を飲み、早めるもしくは遅らせることで月経を調整する。ある程度生理が周期的な方でないと薬を飲むタイミングの決定が難しい。

メリット：ずっと薬を飲みたくない人には良い方法

デメリット：薬の用量が多い分、副作用の心配もあり。（倦怠感、眠気、頭痛、吐き気、血栓症など）生理自体が軽くなるわけではなく、失敗する可能性もある。受験日が複数ある場合は難しいときもあるかもしれません。

②継続的にコントロール(自費もしくは保険、低用量ピル：OC　oral contraceptives)

メリット：ホルモンが薬で安定するため、ホルモンの波による不調（肌荒れなども）が抑えられる。出血の量が減り生理痛が軽減される。自分で生理を起こす日をコントロールできる。卵巣がんや子宮体がん、大腸がんのリスクを低減する。

デメリット：服用初期は不正出血や副作用が出ることがあります。徐々に落ち着いてきますが、自由自在に生理をコントロールするには少しだけ時間がいるかもしれません。

※どちらも薬なので医師の判断で服用できない場合もあります。

例）肥満、高血圧、重度喫煙者、乳がん、妊娠中、授乳中など

　大事な予定を生理で台無しにするのはもったいないです。自分に合った生理との付き合い方を見つけてくださいね♪

　次の話は『生理がこなくなった』その後は『不正出血』の話です。

「生理は順調ですよ」という方で『ナプキンかぶれ』に悩んでいる方はこちらへどうぞ。

　経血もれが心配(>_<")って方はこちらに書いてます。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい