今日は酔っ払いがクダ巻いてるようなレビューになるわけですけどもね。
はあぁ~~~~~~。
尊いですね。はい、尊いです。
「歩く核弾頭」カエルム殿下が行く先行く先で若い娘たちを落としまくるのはいつものことですが、って言うとかなり語弊がありますが、それにくっついて行くロスの苦労と言ったら計り知れないですね。
それも意図してないってのがね。おい無意識かよ殿下。
ロスだってね、かなりのイケメンなんですよ。なにしろ私の推しですから。そのロスが霞んじゃいますからね、殿下が歩くと海が割れますしね。モーゼかよ。
ロスはいつも口が悪いわけでして、主人を「あんた」呼ばわりしたりしてますけどね、そこには二人の絆があるのでね。
あ……ヤバいですね、「二人の絆」とか単語が既に尊いですね。
そもそも殿下はロスを従者だと思ってないし。臣下だとか思ってないし。
「友人」で「仲間」で「同志」で「相棒」で「相方」で「片割れ」なんですよ。
所謂「バディ」ってやつです。警察だと「ニコイチ」、あ、聞いてないね。
つまり、切っても切れない腐れ縁というよりは赤い糸。
「どんなめんどくさいことも、どんな大変な仕事も、ロスさえいればどうにかなる!」という殿下の全幅の信頼。
「何があってもこの人にはついて行く。絶対自分が守る」というロスの忠誠。
そのくせロスの危機には殿下が立ち上がり、殿下がヤバけりゃロスが来る。
ああ、どうにかなりませんかね、書いていて萌えますね。
今回はプラエフェットおじさんが出て来ますんでね、その辺も刮目して見よ!な感じですね、プラエフェットおじさんに対するプラエフェットのクソガキの口のきき方も最高なので(いつもと変わらんが)そこも注目です。
このレビュー、素面で書いてるんだからイカれてるよなぁ……。
こちらは作者様の長編『シレア国シリーズ(https://kakuyomu.jp/users/Mican-Sakura/collections/16816452219399453347)』に登場する、天然無自覚人たらしでもちろん当たり前のように超ド級のイケメンであらせられるカエルム殿下とその従者である『THE苦労人(その肩書もどうよ)』ロスのお話です。
もちろん先にシリーズを読んでくださった方が何倍も楽しめます。具体的にどの辺が楽しめるかというと、
ロスが如何に苦労人か、っていう点です!(世界観とかじゃねぇのかよ)
だってもうね、コメント欄チラ見してみてくださいよ。
前半なんてね、「ロス頑張れ」しかないですよ(嘘。それ以外もある)。
せっかくだからタグも見て。作者様自ら『殿下最強』『ロスごめん』『苦労人』って書いてるから。そんなことある?あるんだよこれが。そんでこの『殿下最強』ってのも腕っぷしだけをさしてるわけじゃないからね?そこがこの殿下の恐ろしいところよ。ああもうやめろやめろ無自覚に落としていくんじゃないよ。
とにかくね、コメント欄で応援されまくってるんですよ、従者が。しかもその、なんていうの、殿下のお守り頑張ってね、みたいな意味合いのやつだから。ほぼほぼ。こんなに皆の心が一つになるコメント欄ある?ってくらい。
殿下もね、彼のことをね、信頼しまくってるからこそ甘えちゃうっていうかね。甘えるって何だ。頼りにしてるって言え。だからまぁ仕方ないんですよ。そんな描写は1㎜もないんですけど、もうね、お互い相思相愛なやつだからこれ。エロしい意味じゃなくてね。何かもう主従を超えた何かがあるから。私には見えたね(宇部さんたらとうとう幻覚が……?)
読了直後のテンションでこれを書いています。
大変申し訳ございませんでした。
大変すばらしいお話です。
手に汗握るシーンももちろんありますし、主従ならではの最高に恰好良いやりとりもありますし、決して損はさせません!
苦労人がぶるんぶるんに振り回される系のお話が好きな方はぜひとも読んだ方が良い!私は好きです!