暴食の章-Ⅱ【勇気】あとがき

◆六王海斗/六濃海斗

 全ての権能を剥奪され、平和な世界の男子高校生として暮らす。

 ここには【王の権能】もなければ【序列戦】もなく、戦いは日常に入り込めなくなっていた。

 学園での成績は下の下。

 本編通りに自主退学するルートは隣家の恋人という立場によって握りつぶされている。

 正妻は凛華。寧々や久遠は仲のいい友達兼ライバル。

 美影が正式に妹の仲間入りしたが、どこまで本当か少し疑っている。



◆六濃明海

 複数世界を統べる王。序列八位【怠惰の王】

 戦いに身を投じすぎて破滅主義者になった兄の復元をするため、優しい世界に放り込んだ。それでもなお戦場に身を置きたがるゆえに、EODのコンテンツを解放する。ゲームだからこそ死なず、だからこそ責任はない。

 ランク制度は足枷にすぎず、ゲームという余暇の中で海斗が何を見出すかを静かに見守っている。



◆御堂凛華

 壊れた海斗を元に戻すため、恋愛シミュレーションゲームを課せられている。

 明海の強制ハッピーエンドルートに物申したいくらい憤慨しているが、そうでもしないと一生付き合わないんだろうなと異薄の自分に気がつき始めた。

 今は開き直って積極的にお誘いして5人の子供を抱き上げるエンディングに突入した。



◆佐咲寧々

 明海によって強制恋愛プログラムを実行中。

 なお、いまだに手を繋ぐこともできず、仕事に邁進しすぎて全てのエンディングで友達ルートを獲得した。

 明海を持ってしてもハッピーエンドにならず、頭を抱えている。

 【あまりにも本編が進まないのと話数を割くので割愛】



◆北谷久遠

 明海による強制恋愛シミュレーション最速合格者。

 最初からそっちに興味津々だったが、あまりにも自分が子供っぽい体格であることを気にしており、普段自分よりも恵まれてる二人に対してちょっと嫉妬してた部分もあった。

 しかしゲーム内ではライバルの存在がなく、自分の好きにできたため、暴走。

 最速で10人の子供を抱き上げるエンディングを到達しており、子沢山ママの貫禄を遺憾なく発揮している。

 【R18要素が強いので割愛】

 


◆鏡堂/六濃美影

 元々明海の天狗の血が暴走して肉体に留めて置けなかった魂を二つに分けて依代に定着させた存在。生まれも育ちも違うのに、妙に似通った性格をしているのはそういうこと。

 最近明海に誘われてEODで遊んでいる。

 天狗の血統術を忍者に落とし込んでの忍者ロールで活躍中。

 ハンドルネームはシャドウレディ。

 明海のハンドルネームはライトニングガール。

 

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劣等生のハイランカー 双葉鳴 @mei-futaba

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