第10話 RPGツクール(6)は洋ゲー風!

RPGツクール(6)

なんで(6)かと言うと、正式タイトルはナンバリングの数字が外れて【RPGツクール】なのですが、家庭用ゲーム機としては6作品目。

なので(6)とさせていただきました。


モンスターファームが

モンスターファーム

モンスターファーム2

モンスターファーム

モンスターファーム4

となっているようなものでしょうか。


 このRPGツクール(6)ですがめっちゃ洋ゲー風です。

 前作と同じ3Dではありますがキャラは8頭身でデフォルメはかなり少なく全員西洋人風の顔立ちです。

 モンスターもリアル志向のデザインで可愛さはありません。

 マップもとにかくリアルで本物の中世ヨーロッパ風の建物がたくさんあってそれを配置する感じです。


 RPGツクール(6)の良いところはリアルなところ。

 悪いところは自由度が少ない所ですがこれは仕方ないです。


 RPGツクール(6)はキャラ、モンスター、マップにデフォルメが無く超リアル。

 キャラは8頭身で、喜ぶ、しゃがむ、などの複数の動きをイベントでつけることができて、本当に凄かったです。

 その反面、3Dグラフィックデザイナーでもない素人に作るのは不可能なのです。

 なので建物はプレイヤーが作るのではなく、既に用意されているオブジェクトをただ配置するだけ。

 キャラクターやモンスターを自作するツクールソフトも廃止。(5の時点でなかったけどサイズ変更は自由にできた)


 また、モンスターグラフィックはRPGツクール4の時は111体、RPGツクール5の時は103体でしたがRPGツクール(6)では49体と少なく、カラーバリエーションもモンスターサイズが大きくなると3色から2色、1色と減りました。

 キャラグラフィックの数も減りました。

 が、これは1体あたりのクオリティが上がった以上仕方ないと言えます。


 それと顔グラフィックが復活したのですが、キャラグラフィックと対応していません。


 フィールドは地面を自由に盛り上げたりへこませたりしてつくるため、自由度は歴代最高です。


 あとダンジョンのギミックで隠しダンジョンというか、調べたら壊れる壁、というのを作れるようになりました。この壁だけを大量に並べると、まるで穴を掘っているような感覚になりました。

 楽しかったです。


 用意された素材を並べて選択するだけなので難易度は低め。

 超リアルな世界を8頭身のキャラクターたちが冒険するゲームを自分の手で作れる。それがRPGツクール(6)の良さです。


 まとめると、



RPGツクール4  :ドット絵の完成系・萌えデザイン・作成が簡単で素人向け・容量が少ないので対策は作りにくい。


RPGツクール5  :二頭身のポップな3D・子供向けのデザイン・イベントの作成が極めて困難・使いこなせば歴代最高の自由度。


RPGツクール(6):8頭身のリアルな3D・洋ゲー風・素材を選ぶだけなので自由度は低いが作るのは簡単・イベント作りの難易度はちょい高めぐらい。


 みたいな感じでしょうか。

 ここまで私のRPGツクール話にお付き合いいただきありがとうございました。


 昔のRPGツクール語りということでここで終わりますが、興味のある人は中古ショップで探したり、持っている人は棚の奥から引っ張り出してまた遊んでみてください。

 私も語っているうちにまたRPGツクールシリーズで遊びたくなってきました。


 今はプロライトノベル作家として働く身分なのでお分かりでしょうが、結局のところ、私は物語を作るのが好きなのでしょう。

 では、また会う日まで!



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RPGツクールの思い出 鏡銀鉢 @kagamiginpachi

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