40これにていったん終了します

 さて、長いようで短かった冬休みが終わってしまった。この三連休が終わったらいよいよ、本当に仕事が始まっていく。5日から仕事は始まったが、二日行くだけで疲れてしまった。来週から仕事が本格的に始まるかと思うと少しげんなりする。


 とはいえ、私が今の会社で働くのもあと二週間。終わりが見えているので最後のひと踏ん張りである。


 今回も特に婚活関係で進展はないので身の回りの出来事中心に語っていこうと思う。




 と思っているうちにあっという間に二週間が過ぎてしまった。何を語ろうか迷っているうちに日が経ってしまった。


 今、パソコンに向かっているのが1月22日。すでに退職してから2日が経っている。とはいえ、このエッセイで語れそうなことがあったので紹介していこう。


 残り二週間だと張り切っていた矢先、世間で流行っているアレが社員たちを襲った。その週の金曜日、12月の終わりに入社した新人が熱を出したと会社を休んだ。どうやら父親が感染して、濃厚接触者になっていたらしい。そのまま移ってしまったようだ。私ともう一人が20日で辞めるという状況で大変な事態である。


 さらに悪いことにその隣で仕事をしていた辞める同僚ものどが痛いと言い出して、金曜日は半休を取って帰宅した。嫌な予感がしたが、それは見事に的中した。彼女もまた、流行りのアレに感染してしまった。


 そんなわけで、残り一週間となった先週は事務員二人が休みとなった中での仕事となった。私の仕事は既に隣の席の新人に引き継ぎ済みであるため、特に問題はなかった。とはいえ、本来4人の仕事を2人でするのは大変なことだ。仕事の関係上、冬場はあまり忙しくないことが救いだった。しかし、夏の繁忙期には私と同僚は二人で乗り切った。頑張ったと過去を振り返ってもそう思う。


 仕事最終日の金曜日に二人はようやく待機期間を終えて出社した。しかし、さすがにその日に同僚は仕事を辞めるのは気が引けたらしい。新人は12月の終わりから入ってまだ一か月も経っていないので、引継ぎが完全ではなかった。貴重な最後の一週間も例の流行病で休まざるを得なかったので仕方のないことだろう。同僚が転職先を決めていなかったのが幸いだ。同僚はもう一週間、仕事を継続することにしたらしい。私は約束通り、金曜日で仕事を無事退職した。


 大学卒業後から働き始めて、8年近くも働かせてもらった会社だ。多少の思い入れはあるが、それでも前に進むためには辞めるという選択が必要だった。


 こうして、仕事を辞めたのだが辞めて良しという訳ではない。ここからが私の人生の正念場である。


 とりあえず、仕事を退職した後の手続きを地元のハローワークで申請。ついでに職探しをしようと思う。婚活については、市内の人からお見合い申し込みがきたので、会うことにした。日程はカウンセラーからの連絡待ちだ。放置型ではないので少し安心だ。



 こうして、私は30歳の無職になってしまった。本来なら、在職中に婚活をするなり転職探しをするなりして、辞めた後のことを決めてから辞めたほうがよいのはわかっていたが、これ以上会社に残っていたらやばそうだったので、仕方ない。


 エッセイについては、この辺で終わりにしようと思う。私の婚活がうまくいくかもわからないし、最近、婚活についての役立つ話をしていない気がするので、仕事の退職を機にいったん終わることにする。


 婚活がうまくいったとか、転職が出来たとかいう良い報告が出来たら、活動報告とか新たなエッセイを作成して話せたらよいなと考えている。


 今までこのエッセイを読んでくれた皆さんには感謝している。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

結婚相談所に登録したアラサーの10か月間のあれやこれ 折原さゆみ @orihara192

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ