第2話 革命が起きた
「国会は昨日開幕し、投票によって新総理が誕生しましたーー」
俺は自宅のアパートで、朝のニュース番組を見ていた。つい最近行われた選挙の結果によって、昨日新総理が誕生したのだった。俺は画面に大きく映し出された少年の姿を見て、思いっきり顔をしかめた。
「新総理の反田氏は、昨日の午後記者会見しーー」
「けっ、なんてことだよ!」
画面上では、二年前に俺の教師人生を終了させた張本人たる人物である反田が、笑顔で記者たちに記念撮影されていた。
俺が免職されたあと、反田はブラック校則に反対する学生運動の急先鋒と化し、世論は彼を支援していた。ところが、反田はこれに気をよくしたのか、その主張を変な方向に曲げてしまった。曰く、現在の社会の不平等は、全て老人たちのせいである。若者たちは老人たちに不当に虐げられている。このままでは、自分たちの短い老後のことしか考えていない老人たちによって、この国は衰退していくだろうーーというものだった。
俺は彼のこの変化を知って小躍りした。ただの学生運動家にとどまっていればよかったものを、こんなことまで始めてしまえば、彼は国の全ての老人を敵に回すことになる。彼はすぐに炎上し、挫折するに違いないと俺は判断した。
だが、俺の予想とは裏腹に、反田は若者たちから絶大な支持を獲得し、みるみるうちに彼の運動は全国に拡大した。そして、ついにある日、反田とその一味は国会前で大規模なデモ行進を行った。その頃には、反田の主張には既に最初の面影はなく、正規雇用の増加だとか、大学の無償化とかを要求していた。
そこまでであれば、反田はただのデモ隊の隊長にすぎなかった。だが、反田の一味が行進していると、そこに時の総理の車が止まった。ところで、この総理は史上最大に暗愚な総理であった。それで、総理は車から降りるなり、デモ隊たちに向かってこう言った。
「この青二才めが! 学校をズル休みするなと不届き千万!」
それを聞くと、デモ隊たちは怒って総理に掴みかかろうとした。もちろん彼らは警備員にストップされ、何人かは逮捕された。
俺が思うに、総理の発言は間違っていなかった。その日は平日だったのだ。デモをするために学校を休むなど、学生の本分を間違えている。だが、世論は全く反対方向に傾き、デモ隊に暴言を吐いた総理は暗愚ということになった。彼は解散に追い込まれ、選挙となった。
さて、当時、あるところに煽り系の配信者がいた。彼は毎日インターネットで社会の不条理について文句を言っていた。そのとき、彼は選挙が行われるという知らせを聞いた。そこで彼は党を作り、選挙に出て、最近デモとかをやっている若者の支持を得ようと、こういう公約を掲げた。一つ、選挙権と被選挙権を12歳以上に引き下げる。二つ、大学までの教育費を無償化する。ーーそんな感じで、若者がこぞって票を入れそうな公約だけを作った。
すると、彼の党は前代未聞の大勝利を収めてしまったのであった。その選挙において、20代以下の投票率は80パーセントを超えたといわれている。普段の若者たちの不満が、一気に噴出した形だった。そして、ついに総理に成り上がったその配信者は、公約通りに法律を改正し、選挙権を12歳以上にすることに成功した。その上で、彼はもう一度選挙を行ったのだった。
そこで反田が選挙に登場した。彼はこの間にもさまざまな活動を行って、支持を拡大していた。そこに彼は現総理である元配信者からの後援を得たのだった。彼は元配信者の票を上回る高得票率で当選し、ついに総理にまで成り上がったのだった。
俺はその一連の流れが続いている間、何回テレビの前の反田に鉄拳を加えたか知れない。俺は彼を甘く見ていた。彼は確かに授業中に眠っていたが、それでいて不思議と成績は良かった。なんとなく偉そうなところがあったため、クラスメイトには総じて嫌われていたが、その点は国民には逆にカリスマ性として映ったらしかった。とにかく、俺がどんどんと没落している間に、彼は頂点まで駆け上がってしまった。
「つまんないな」
長々と演説を続けている反田総理から目を背けて、俺は朝の家事を開始した。彼がどんな政策をやろうが、今や俺には大した関係はないのだった。
⭐︎
「よーし、お前ら、今日の授業を始めるぞ!」
ある日、俺は自分の仕事場にいた。
「さて、今日は加法定理について学ぶ。まずそもそも加法定理というものは、単位円上に二つの角を取って、余弦定理を使うことによって証明でき……」
俺の現在の職業は塾講師だった。といっても、教えているのは高校生である。大学時代に一応高校数学の資格を取っておいたのが生きた。
ひとたび公職を追放された以上、俺は教師になることは難しい。そこで俺は、前の職場からかなり離れたところに引っ越し、小さな塾の数学講師として再出発した。他の職業に就くという選択肢はいくらでもあったが、やはり俺は人を教える以外のことはできないのだった。
「あっ、武田先生、前のテストの解答表を置いておきますね」
背の低い若い男が入ってきて、俺の机の前に紙の束を置いた。彼は
少年時代の長尾はせこせことした生徒だった。いつもどうやってうまく仮病を使って練習を休むかばかり考えているくせに、いざサッカーとなれば、いつも絶妙な位置に立っていて、前方に的確なパスを供給した。俺はその要領の良いところがなぜか気に入らなくて、何度も呼び出しては、折檻を加えたものだった。
当時は今ほど体罰が敵視されない時代だったが、俺は自分でも長尾を殴りすぎたと思う。彼は非常に役に立つ男で、その片鱗は中学時代から発揮されていたのだ。高校では彼は自分のチームを全国大会優勝に導いたし、今も俺の助手として、絶妙のタイミングで俺の授業に活力を加えてくれ、塾の同僚や上司との仲をも取り持ってくれる。長尾がいなければ、俺はここでの仕事を続けられていたかわからない。
「おっと、そういえばテストの存在を忘れていたな。というわけで今からテストを返すぞ。そもそも、今回のテストの成績は全体的に大問3の正答率は高かったが、大問5の正答率が低く……」
俺が話題を転換すると、生徒たちは揃って顔をしかめた。だが、これもユーモアのうちなのだ。中学教師時代の俺なら、『今回のテストは総じて壊滅的でーー』とやっていただろう。しかし、そんな風に生徒を全否定するのはあまりよろしくない。『ここは良かったが、ここは良くない』のように、生徒の努力を認めつつ問題点を指摘することが、生徒のモチベーションを維持する秘訣なのだ。これを俺に教えてくれたのは長尾だった。長尾はまだ20代なのに、俺の知らないことをいろいろと知っている。
だが、俺が大問5の解説を始めようとしたとき、再び長尾が顔を出した。
「武田先生、お客様が来ております」
長尾の後ろから中年の男性が現れた。
「こんにちは。私は
梶原はずんずん教室の中に入ってきた。その後ろにはカメラマンもついてきていた。
「あの、すみません、いきなり教室に入らないでいただけますか? 今は授業中なのですよーー話なら後でしますから、聞きたい事情があるなら、まずは長尾に聞いてください」
俺は梶原を押し戻そうとしたが、梶原はまるでそれが当然のことであるかのように俺を押し返した。
「そういう問題ではないのです。事態は一刻を争うのですよーーあなたは
俺はなぜか嫌な予感がした。ずっと忘れていた、校則を破ったことを指摘される生徒のような、不思議な後ろめたい感覚だった。俺は何も悪いことはしていないはずなのに。
「実は昨日、このような新法が成立しましてねーー『一度違法行為をした教師は、その後いかなる教職にも就いてはいけない』という」
「ほへ?」
「武田さん、あなたは2年前に体罰で懲戒免職になりましたよね。それなのに、それを反省することなく、またもや教職に就いている。これが違法行為でなくて何なのでしょうか」
俺は頭から湯気が上ってくるような感覚がした。確かに俺の罪は事実だ。しかし、それをわざわざ生徒がいる教室の中で言うのはいかなるものなのか。
「塾講師は教職ではないだろう」
「実は、このたび塾講師も規制の対象になったのです。さては武田さん、あなたはニュースをまともに見ていませんね」
確かに最近の俺は、ニュースをわざと避けていた。あの反田が毎日のように登場する番組を見ろという方がどうかしているのだが。だが、そのことを面と向かって指摘されるのは腹が立つ。
「待て、俺は違法ではないぞ。新法は成立したばかりなのだろう。つまりまだ施行されていないはずだ。よって俺は現在のところ合法だ。新法が施行されるのを待って、ゆっくり出直してこい」
もっとも、そのころには俺はもうここにはいないだろうが。人を教える仕事をしていない俺など想像もつかないが、どうにかやっていくしかないだろう。
とにかく、これで俺は確実に梶原記者を撃退できたはすだった。だが、梶原はまるで俺の言葉が聞こえていないかのように、さらに俺との距離を詰めてきた。
「武田さん、私たちはあなたに興味を持っているだけなのですよ。あなたはもうすでに特定されているーー反田現総理への体罰を働き、反田氏の革命のきっかけを作った人物としてね。こともあろうにその人が、これから違法になることをしている。いったいなぜーー良いネタじゃあありませんか。一面スクープのトップニュースですよ」
俺はさっと血の気が引いた。梶原の言葉に呼応するように、後ろのカメラマンがパシャパシャとシャッターを切り始めた。
「な、なんだって!?」
「武田先生があの有名な体罰教師なの!?」
生徒たちもわらわらと騒ぎ出した。
「みんな、静まれ! 武田先生がそんなことをするはずがないだろう! ここは私たちに任せるんだ!」
長尾は必死に生徒をなだめようとしたが、俺はそれを制した。
「もういいよ、長尾。どうやらここが俺の運の尽きのようだ。まあ、よく見ておけ」
俺はゆっくりと教室の端に移動して、ガラス窓を背にして立った。
「お前たち、よく聞け! 俺は秘密を知っている!」
俺がそう叫ぶと、梶原とカメラマンは思わず固まって、俺に注目した。計画通りだ。ここからは、この教室にいる人間を一歩たりとも動かしてはならない。
「俺はただの体罰教師ではない! 確かに反田を殴ったことは事実だが、それは反田が俺に挑発的な言動を取ったからだ! 今巷に流出している音声は、全て反田のそういうところだけをカットしたものだ! 俺の罪は変わらない。だが、反田の罪は変わるはずだ!」
梶原とカメラマンは、案の定一歩も動かずに俺に聞き入っていた。全てはうまくいったのだった。
「では、さらばだ!」
俺は窓を一気に開け、一気に飛び越えた。
「先生!」
長尾の悲鳴が聞こえたような気がしたが、俺はまっすぐに地面に向かって落下していった。あの教室は3階だった。反田のスマホは壊れたのだから、3階から落とせば俺の命も壊れるはずだった。
俺の心臓はバクバクと飛び跳ねていて、景色はスローモーションのように上へ上へと流れていっていた。これがいわゆる『ゾーンに入る』というやつなのだと、俺は今初めて知った。長尾や嬉野はときどき急に身の丈に合わない活躍をすることがあって、彼らはそれを『ゾーンに入る』と言っていた。現役時代は万年補欠だった俺だが、やっと彼らの感覚を理解することができたかもしれない。
後悔はないはずだった。俺は鈍い教師で、いつも時代に遅れてばかりで、救った生徒よりも道を誤らせた生徒の方が多いかもしれない。それでも、俺は自分の正義は絶対に曲げたくなかった。あの記者たちは、人のプライバシーにずかずかと入り込んできて、俺の生徒たちを混乱させた。俺はそれがたまらなく嫌だった。あの生徒たちは、俺が初めて自分が慕われていると思えた子たちだった。みんなそれぞれ個性があって、いい奴ばかりだった。俺はその期待を裏切ってしまったのが悔しかったのだ。
俺は見栄っ張りだ。俺がここで勝手に死んだところで、長尾と生徒たちをさらに悲しませるだけで、世界は何も変わらない。でも、不器用な俺には、それしか自分を保つ道はなかったのだ。
それが、地面に激突して意識を失うまでの、俺の走馬灯だった。
⭐︎
俺が目を開けると、視界は真っ白だった。体を動かそうにも、体のどこにも力が入らない。まるで体がないかのようだ。いや……体はもうないのだ。なぜなら俺はすでに死んでいるのだから。
「先生! 気がつきましたか!」
それなのに、どうしてこの声は長尾によく似ているのだろう。死後の天使は自分に身近な人の声を出すことになっているのだろうか。俺は現世で数え切れないほどの罪を犯した。もし転生するとしても、大層な扱いは受けられそうにない。
「先生!」
ところが、俺の視界に入ってきたのは、長尾の大きな顔だった。
「ふう、よかったよかった。やっと意識が回復したーーそれにしても先生、仮にも元運動部顧問が、3階から飛び降りたくらいで死ねるわけがありませんよ。ていうか、地面に着く直前、先生は無意識に受け身を取っていたそうじゃありませんか」
俺ははっとした。よく見ると、俺のいる場所はすべて白というわけではなかった。壁と天井が横と上の境界を作っていて、視界の端には机のようなものも見えた。要するにここはただの病室で、俺は一命を取り留めたらしかった。
しかし、よく見ると、長尾の表情は俺の意識の回復を喜んでいるのではなさそうな、したたかな顔のように見えてきた。そして、長尾はいきなり、驚くべきことを言った。
「先生、喜んでください。反田総理は失脚しました」
俺は耳を疑った。
「そんなバカな! 長尾、俺をからかうのはやめろ。仮にもあいつは一国の総理だ。そんなに簡単に失脚するはずがない」
「そう言うと思っていました。しかし、これは事実なのですよ。実は、この件には先生も知っているあの方が関係していまして……」
「ああ、梶原のことか? あんな奴、名前すら聞きたくないが……」
「実は、梶原氏は意識不明だった先生の代理人である先生の元奥様に依頼して、いろいろなものを譲ってもらったらしいのですが」
「なんで俺の元妻が俺の代理人をやってるんだ」
「だって先生の親御さんはもう存命じゃないそうですから、元奥様しかいなかったのですよ。まあどうせ遺産目当ての気がしますが」
「遺産なんかねえよ」
「とにかく、それで梶原氏は、そこで謎のスマホをゲットしたのです。スマホは壊れてみたので、不審に思った梶原氏が専門家に修理を依頼すると、普通に直ったそうです」
おそらくそのスマホは、反田から押し付けられたあのスマホだ。あれが梶原の手に渡ったというのか。
「そうしたら、こんな音声が出てきたらしいのです」
長尾は自分のスマホをこちらに突き出してきた。見ると、『反田総理の暴言の数々! どんな先生でも絶対キレる、ウザすぎる不良少年反田の実態とは!』と書かれている。
『つまり、この世界には、こういう不文律があるんですよ……「理不尽な校則は、守らなくてもいい」っていうね』
『なんと時代遅れなことか!』
『だから僕はここにスマホを入れているんっす。だってバレなきゃいいっすから』
『こういう不文律もあるんっす。「理不尽なバカ教師には、生徒は従わなくてもよい」っていうね』
それは何かの動画サイトのようで、これまで一般に公開されているものとは反対に、反田の俺を煽るような発言の数々が切り取られていた。
「さらに、佐久間という教師が、反田をけしかけて先生をキレさせようと画策しているメールも、同じ反田のスマホの中から見つかりました。もちろん梶原氏は喜び勇んでこれをスクープし、反田総理の支持率は急落しました。近いうちに辞任することは確実だろうといわれています。ちなみにどこかの学校の教頭になっていた佐久間も懲戒免職になりました」
長尾はもう笑いが止まらないようだった。
「いやあ、先生、完璧な策略でしたね。先生は最初から、こうなることを見越してあの飛び降りを起こしたのでしょう。今、世論は完全に先生の支持に傾いています。先生の免職やら何やらが解除されることはもう確実ですし、もしかすると大悪人反田から国を救った英雄に祭り上げられる可能性もあります!」
「おい、ちょっと待て、長尾。いくら反田が俺を挑発したからといって、俺が反田を殴ったことは変わらないんだぞ。どうしてそんなことになっているんだ」
「国民感情ですよ。全国民が先生に同情しているんです」
「ふざけんなよ……」
俺は今にもベッドの中に沈み込んでいきそうだった。
☆
俺は国内最大級といわれているサッカースタジアムの端のベンチに座っていた。
「いよいよですね、先生。ついに全国大会決勝ですよ。まさか俺たちがここまで来れるなんて……」
俺の隣に立っているのは嬉野だ。嬉野は選手として、そして俺は監督として、さまざまな試合を勝ち上がり、決勝に駒を進めていた。
といっても、俺が教職に復帰したわけではない。俺は高校サッカーの外部コーチとして第三の人生をスタートさせ、高校生になっていた嬉野を教えることになっていたのだった。嬉野は俺のいない間にますますその才能を開花させていて、嬉野の活躍もあり、俺たちはとうとう全国大会で決勝に進むまでになったのだった。
教育委員会は俺が教師に戻ることを認めたが、俺はどうしてもそれを受け入れることができなかった。俺が反田を殴った事実は消えることはないのだ。だが、あれだけ人々の話題をさらってしまったから元の塾にとどまることはできそうになく、俺はあのときの走馬灯にちらりと走った、サッカーへの未練を解消したいと思ったのだった。
元妻とも少し関係を戻し、ときどき子供に会えるようにもなった。だが、再婚はしていない。俺があのとき彼女を失望させてしまったことはもう取り消せないからだ。一度失ったものは、二度と元通りにはならないのだ。
「それにしても、先生の名字が武田で助かりましたよ。伝統の一戦だって、ネットで話題になっています」
俺が向こう側のベンチに目をやると、水を得た魚のように生き生きとした顔の長尾が、彼の選手たちに檄を飛ばしていた。彼も俺と同じ理由で塾を辞めたのだが、彼は迷わず教師兼サッカー部顧問となり、現役時代に有能な選手だった経験を生かして、彼の学校を並ぶもののない強豪校に成長させていた。
「やめてくれ。俺はただの武田で、あいつはただの長尾だ。まあ、師の貫録を見せてやりたいところだが……簡単なことではないだろうな。だが、俺たちが普段の練習の成果を出せば、きっと勝機はあるはずだ。お前たち、優勝を目指して、全力でプレーするんだぞ!」
「「おおっっ!」」
嬉野たちは元気よく返事をして、勢いよくピッチへと走り出していった。
ツーブロックを殴ったら革命が起きた 六野みさお @rikunomisao
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
日刊ボーカロイド/六野みさお
★30 エッセイ・ノンフィクション 連載中 277話
週刊ボーカロイド/六野みさお
★3 エッセイ・ノンフィクション 連載中 5話
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます