第13話〜第16話
第13話 Salade de Fruits
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881416606/episodes/1177354054881500435
これは生まれてきた子供にフルーツサラダちゃんと名前をつけてただただかわいいかわいい言ってる歌です笑。
そう書くとなんか身も蓋もない感じもしますが、非常に和やかで愛情あふれるのどかで微笑ましいシャンソンです。
シャンソンですが、カリプソっぽいニュアンスも取り入れた楽曲ですね。
芦野宏という人が『フルーツサラダの歌』というタイトルで昭和34年にカバーしているようです。
こちらは普通にフルーツサラダの歌になってました笑笑。
親子三代に渡って遺伝の力でフルーツサラダが好きだとかいうおもろい歌詞に……。
さて、お話の方ではフルーツサラダを作る場面が出てきます。
家族旅行に出かける前の朝食のシーンなのですが、意識してませんでしたがわたしの各小説(今の処たった二編しかありませんが)の中ではしばしば家族で食事をするシーンが出てくるんですよね。
そしてこの物語中では主人公はよく食事の支度を手伝っています。
この話のあとのシーンになりますが、これから出かける旅行先では主人公の叔母から母親同様の愛情を受けるシーンも描かれるので、娘に対する愛情をテーマとした(歌の中で娘と言ってたかどうか定かでないですが、わたしの中では勝手に娘ということになってました。フルーツサラダちゃんですし)この楽曲からサブタイトルとして引用させていただいた次第です。
Bourvil - Salade de Fruits (1859)
Written by Armand Canfora
参考URL:https://www.youtube.com/watch?v=-5n3U2yjfDM
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第14話 爪
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881416606/episodes/1177354054881523442
これもシャンソンテイストの楽曲ですね。
作曲はヴィブラフォン奏者(他にサックスの名手でもあったとか)の平岡精二氏だそうで、かの方は青山学院出身なのですが、校歌の作曲者だそうです。
西田佐知子バージョンや美空ひばりバージョンというのもあって聴いてみましたが、西田佐知子さんはちょっと色気のあるアレンジと歌で、美空ひばりさんはさすが堂に入ってるなという印象でしたが、今回はペギー葉山バージョンで。倍賞千恵子バージョンと迷いましたが。
そっちの方が軽やかさがあって、シナを作った感じもないしジャジーな雰囲気も丁度よい感じですね。ヴィブラフォンも鳴ってます。
話中では旅先で主人公が従姉妹に頼まれてネイルアートを施してあげるというシーンが出てきます。
それだけで爪というタイトルの曲を選んだだけなのですよね汗。
歌の歌詞は男女の別れを歌っており、男性の方の爪を噛むというくせをもうよしなさいよと話している、そんな場面を歌っています。
なので本編の話とはほぼ関係なしでした。ま、こんなこともあります。
ペギー葉山 - 爪 (1964)
Written by Seiji Hiraoka
参考URL:https://www.youtube.com/watch?v=JOe4HcBW2OU
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第15話 僕のマシュ・・・
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881416606/episodes/1177354054881527741
これは、Serani Pojiというユニットの曲なのですが、このユニットはそもそもルーマニアというゲームの中に登場するユニットだったらしいのです。
それがセガから出ていたゲームだったそうで、当時セガの音楽部門(?)でゲーム音楽を担当していたササキトモコさんが作曲しています。
ササキトモコさんは現在は妹さんとともに東京ハイジというイラストと音楽のユニットコンビとして活動されています。
まあこのSerani Pojiの曲ってどれもかわいくてかっこいいエレポップで、わたし好きなんです。ちっちゃい頃よく車の中でかけてもらってた記憶があります。
このあたりの音楽は完全に親の影響。
ま、それはいいんですが、何回かに渡るGW中の旅行エピソードは読者サービスのために温泉回ということで入浴シーンやおっぱいなどに関する話題も出てくるわけですな。げへげへ。
この話中では、非常に美容意識の高い華名咲家(主人公の家族)の女性陣によるおっぱい体操なるもののレクチャーなどもあります笑。
これ、読者サービスの一環でもありますが、真面目な話女性のバストアップにも本当に効果が高いのでおすすめします。ただし試してみて効果がありましたと男性からご報告をいただきましても、「お、おぅ」くらいしか返答を思いつかないので、そっけなく感じさせてしまったらごめんなさい。
Serani Poji - 僕のマシュ・・・ (1999)
Written by Tomoko Sasaki
参考URL:https://www.youtube.com/watch?v=67dexBmeBFc
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第16話 フランス人のように
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881416606/episodes/1177354054881537624
これは佐川満男さんという男性が歌っていますが、かわいい曲。
歌唱法に時代を感じますが、堺正章さんの古い曲なんかにも共通する感じですね。
歌の中のフランス人のようにっていうのはきっと、フランス映画の中のフランス人のようなティピカルなものなんでしょうけど、それだからこそ分かるなという部分かも。
作曲は2020年に惜しまれつつ亡くなった職業作曲家の筒美京平氏。
常に最新の洋楽を歌謡曲に落とし込むその手腕の確かさで高く評価される方ですね。
この曲も筒美京平のベスト盤的な企画ものではたいてい含まれているようです。
そして本編ですが、初めて主人公の祖母がフランス人であることに言及されるんですよね。
それで主人公の家系である華名咲家の文化は結構オープンで欧米的な部分があるのです。
物語の行きがかり上、そのような気風みたいなものがある家族にしたかったのでそうした設定としています。
それでここは華名咲家の母体となっている祖母の存在が華名咲家に大きな影響を与えているという意味も含めて、このサブタイトルとなりました。
佐川満男 - フランス人のように (1967)
Written by Kyohei Tsutsumi
参考URL:https://www.youtube.com/watch?v=jgv98E_qt3Q
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