命と愛情の使い方。
- ★★★ Excellent!!!
まず特筆すべきは、2万文字以内で話の展開やキャラクターの心理がしっかりと完結していることだと思います。全てを語ったり説明するのではなく、少ない情報から読者に想像させる終わり方は絶妙だと感じました。
命の使い方や、愛情表現がダークな世界観とマッチしていますし、バトル描写も少ない手数を活かしきって闘い抜けている事から、決して大きくない作品の中で登場人物がしっかりと躍動していることを感じ取れました。
この作品の世界観を活かした別作品が続くとよいなと思える作品です。