頼光四天王をモチーフにした現代ファンタジー

現代パロディのタグをつけられていますが、「頼光四天王」を知らなかった私にとっては現代×和風ファンタジーにも感じられました。
(無知ですいません)

世界観を大事にされつつも、現代的な要素も取り入れられて「おしゃれ」な雰囲気です。
作風的に漢字が多いので読むのに集中力はいるものの、章ごとに話がまとまっており、物語の顛末は頭に入り易いです。
三章の後編は緊迫感がありながらも騒がしくなく、上手く書かれていて良い手本になるなぁと私は思いました。