分かり合う
わたしさえ良ければ、そのような感覚は消え失せたように思える。ゆっくりと変わっていって、あれからどれくらい経ったのだろうか。他の人の思考はわからないが、批判や非難はなにも生み出さない。それでもそれを行っている人がいる。なんでそんなことを言うのだろうと思うこともあるが、それを蔑んでいるかもしれない自分自身に、すべてが一部であり、わたし自身であることを認識しながら、ギリギリのラインで保っている。現状は確認しようがない。他の人とこの認識を共有しようと思えば、疲れてしまうだろう。いつか皆が気が付くし、知らないままでいたいと思って生きている人もいる。その邪魔はしたくない。戦争や殺戮にさえ、怒りを感じなくなった。以前と比較しての話だが。世の中の茶番劇、いい加減もしてほしい。そんなものに付き合ってる時間はなくて。もっと楽しいことに時間を費やしたいんだけど。
短編 千 @sennouta
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。短編の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます