ジャンル:BadEndの良作

読者に「全く救いのない結末」を受け入れる覚悟があるか問う。あるならば、君はこの作品を最後まで読むべきだ。

キャラクターは素晴らしく、その交流の様子も傑作である。ただし、本作には救いのない結末を迎えさせるための出来事が複数配置されている。とくに最後の事件に関しては伏線がほとんど読み取れず、私は恣意的に感じた(☆2はこれによる)。

救いがなく読了感が最悪なのは覚悟しておいた方がいい。私はなんやかんや救われる余地があるものを好むので酷い目にあった。

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