第4話 ヒロインと出会い、好感度を上げるためのモブ Ⅱ

前回の続きです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「すみません。この家のご当主でしょうか?」

「ええ。私がこの家の主ですが、なにか御用でしょうか?」

「そうですか。すみませんが駐屯所までご同行お願いします。」

「え?私がなにかしましたか?」

「いいですから、来てください。」

「明日には帰れるでしょうか?」

「それは、今後しだいでしょうね。」

「そうですか…、わかりました。その前に娘たちを家に送ってもよろしいでしょうか?」

「それぐらいならいいでしょう。ですが、逃げようとしてもですからね。あなたの家は完全に包囲してますから。」

「そんなことしませんよ。娘たちも居るわけですし。」


俺がなにをしたって言うのだろうか?しかし、娘たちの約束を破るなんてな…。

妻にも明日まで帰れないことを伝えないと。


「お父さん、あの人たちと何話してたの?」

「あぁ、少し、ちょっとね。」

「ふーん…」

「「ただいまー」」

「3人ともおかえり。」


明日は妻の待っている家に帰れないのか。

妻の美味しい手料理も娘たちとの他愛もない話もできないないわけだ。


「2人とも先に手を洗って来なさい。お父さんはお母さんにお話があるから。」

「「はーい」」

「で、話ってのは外にいる方達のことかしら?」

「あ、あぁ。話が早くて助かる。そのことについてなんだが、俺が何かをしたって疑われているみたいなんだ。だから無実を証明するためにも行ってくるよ。」

「あの子達にはなんていえばいいの?」

「今日の晩さえ誤魔化してくれればいい。明日には絶対に帰ってくるから。」

「本当でしょうね?」

「あぁ」

「ふー。わかったわ。あの子達のことは私に任せなさい。ただし絶対に明日には帰ってくること!いいね?」

「もちろん!」


さっさと終わらせえてかわいい娘たちと遊ぶか


「もう十分です。早く行きましょう。」

「話が早くて助かります。では…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

皆さんお久しぶりです。

私が書いているもう一つの小説の順位が上昇と嬉しいことがあり、モチベーションが回復してきたので、また少しずつですが小説を書いていこうと思っています。

また、誠に勝手ながら、名前を『てるてる坊主』に変更させていただきました。

名前は変わりましたがこれからも何卒よろしくお願いします。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

主人公によって生活が壊れたモブ てるてる坊主 @4mber

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ