第3話 ヒロインと出会い、好感度を上げるためのモブ Ⅰ
更新が遅れてすみません。今回は二部に分けることにしました。
理由は、思った以上に話が長くなり、最後の部分が少し決めきれてないのでこのままだと半年は放置してしまうのではと心配になったからです。一応更新する気は0ではないのでこのまま待ってもう少しの間待ってください。
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俺は盗賊だ。人を殺した、ものだって奪った。でも、正直に言うとこんなことはやりたくなかった。あの出来事がなかったら今では……。まぁ…過ぎたことはいい。
今日も、
「俺が生きるため、愛する子供たちのために…。」
そう自分に言い聞かせて、今日も俺は盗賊になる覚悟を決めた。
「お前ら!もうすぐしたら貴族の娘が馬車に乗ってここを通る。馬車が来たらすぐに金目の物を優先して盗め!わかったな?」
「「はい!!」」
「ボス、女は犯してもよろしいでしょうか?」
「うむ、よかろう。馬車が来るまで体力を温存しろ、いいな?」
「「はい!!」」
どっかのお嬢さんには申し訳ないがこっちも生活がかかっているんだ。
ふぅ……馬車を襲う体力を温存するために寝るか…。
「「おとうちゃんーー」」
「なんだい?」
「あのね、あのね、さっきね、おとうちゃんをね、探してる人がいたの。」
俺を探す人なんていただろうか…まぁいいか。
「そうなんだ。お父さんのこと言ったの?」
「ううん。知らない人だったから『知らない!』って答えたの。」
「ぼくも、ぼくも」
「偉いぞー。よしよし。」
「今日は何して遊ぶの?」」
「うーんとね…うーんとね。かくれんぼ!」
「かくれんぼがいいの?」
「「うん!!」」
「じゃあお父さんが鬼でいいかい?」
「「うん!!」」
︙
「もういいかい?」
「「もういいよー」
︙
「どこかな?どこかな?」
︙
「みーつけた。」
「あー、みつかちゃった。」
︙
「みーつけた」
「えへへ。見つかったー」
「次はなにしようかなー」
「もう遅いから明日にしようね。」
「「はーい!」」
やっぱり娘たちが一番かわいいな。こんな時間がいつまでも続いてくれればいいのに…。
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今回、初めて応援コメントを頂きました。本当にありがとうございます。
少しでもこの話の続きを待っている方のために早めに2話目を書きたいと思います。
この話がおもしろかったら★や応援していただけるとありがたいです。
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