第2話 主人公の力を証明するためのモブ
「パパ〜。今日も人間から食料を奪ってくるの?」
そう言い近づいて来たのは、おでの息子だ。本当に可愛くて今では目に入れても痛くないと思っている。そんな息子のために今日も人間から食料を奪いに行くぞ。
「あぁ、今の人間は弱いからな。パパの姿を見ただけで逃げる奴もいるくらいだ」
「ほんと?パパは凄い強いんだね」
「ははは、もちろんだよ」
「じゃあ行って来るよ。ママによろしく伝えてくれ」
「うん!!!」
おでは、この村をあとに人間を探しに出た。
よし!運がいい。人間を見つけたぞ。それにあの格好はたくさん食料を持ってるやつだぞ。運がいいぞ。雄叫びを上げ近づいて戦意を喪失させてやるぞ!
「お”お”お”お”お”ぉぉぉぉ」
「ぎゃぁぁぁ。た、たすけて〜〜〜」
その頃主人公は、森の中を探索中であった。その時、「助けて〜〜〜」と言う声を聞き何事かと思い声のする方向に向かって走っていた。そして、怪物が人間に対して棍棒を振りかぶり殺そうとしているとこを見つけた。主人公は、「襲われている人間を助けよう」と思い行動にでていた。
「たすけて〜〜〜」
ふっ...人間が助けを求めているぞ、助かりもしないのに。ふふ、殺すとするか。
は!? 大きく振りかぶった棍棒が空を切る。一瞬何が起きたのかわからなかったが、あたりを見渡すともうひとりの人間が食料の持った人間を抱えて立っていた。食料は持って以内が人間が一匹増えただけで何も問題はない。
「お”お”お”お”ぉぉぉ
???なんで世界が逆さに見えt...
怪物が棍棒を振りかぶり主人公と商人を殺そうとしたときには、怪物の頭は魔法により落ちていった。
「ねぇ、ママ」
「どうしたの?」
「パパは大丈夫なの?」
「えぇ、心配しなくても大丈夫よ。パパは必ず戻ってくるから。今までもそうだったでしょ」
「うん!!!そうだね」
一週間後
一向に帰って来ない父のことを心配した息子は父の通ったと思われる道を進むと父だったモノが乱雑に転がっていた。胸が切り裂かれ中にあった魔石は取り出されていた。
「あ”あ”あ”ぁぁ どう”じで?? どう”じで?? あ”あ”あ”あ”ぁぁぁ…」
ある日、人間のある街が一匹の怪物により地図から消えた。その怪物は父を人間に殺された恨みで人間の街を壊し回っているそうだ。
その怪物を討伐するように、冒険者達に依頼として出されて、討伐部隊が怪物を殺すために動いているのは、また別の話。
「ニンゲンコロス アイツラユルサナイ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回は主人公によって壊された家系の話をさせていただきました。
文字数が多くなり申し訳ありません。また、★や応援コメントをしてくださると本当にありがたいです。ぜひお願いします。もう一つ、投稿が不定期になると思いますが待っていただけるとありがたいです。
これからもよろしくお願いします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます