レトロゲームプレイ日記 内藤九段将棋秘伝入門編
武藤勇城
↓本編はこちら↓
内藤九段将棋秘伝入門編
【ゲーム基本情報】
ゲーム機器:ファミリーコンピューター
タイトル:内藤九段将棋秘伝 入門編
ゲーム会社:株式会社セタ
発売日:1985年8月10日
ジャンル:テーブルゲーム・将棋ゲーム
定価:4,500円
参考価格:中古品ヤフオク落札価格100円 (ソフトのみ)~600円 (箱・説明書付き)
【ゲームの特徴】
将棋を指すゲームです。
一人プレイ用。
指し間違えた時には、Bボタンを押すとプレイヤーが謝り、そのまま連打を続けると「待った=1手戻る事」が出来ます。
先手後手の他、飛車落ち、二枚落ちなどの駒落ち=ハンデマッチも選択可能です。
今回は先手・平手 (お互い駒落ちなし)での対局を行います。
それではゲームスタート!
先手 / 後手 (コンピューター)
01 7六歩 3四歩
02 5六歩 4四歩
03 5五歩 3二銀
04 9六歩 9四歩
05 5八飛 4二飛
お互いに角先の歩を突き合って、こちらは中飛車、コンピューターは振り飛車 (四間飛車)になります。
何回プレイしても、多分、同じ戦形になると思います。
手順は多少前後しても大丈夫かも知れません。
06 7七桂 4三銀
07 9七角 6二銀
08 6五桂 5二銀
09 5四歩 4五歩
桂馬が一度跳ねた後、9筋から角が覗き、更に桂馬が二段跳ね。
すると、相手は玉の前を銀2枚で固めました。
玉の前に駒が密集しています。
・・・計画通り。(ニヤッ)
飛車、角、桂馬の3枚が交差する5三の地点を狙って歩を進めると、相手はこれを受けずに飛車先の歩を突きました。
10 5三歩成 同銀直
11 同桂成 3二飛
12 4二成桂 まで24手 (と表示されますが、実際は23手)にて勝利。
5三に成ったと金を同銀とした後、同成桂は銀で取らずに飛車が逃げました。
飛車の開けたスペースに成桂が入ったところで詰みです。
投了図の画像はありませんので、以下に簡単に解説しておきます。
コンピューター側の配置図。
歩
歩 歩
歩 歩 歩 歩 歩
角 飛 銀
香 桂 金 玉 金 桂 香
相手玉の左上、金の真上まで成桂が進んだところで詰み。
成桂は9七の角が効いていて、同玉とは出来ません。
同金、同飛車は、5三から4二へ成桂が移動したことにより、5二の中飛車が相手玉に当たっていますので出来ません。
右側は味方の金銀が壁になっており、両王手を防ぐ手段も逃げ道もありません。
尚、先に投稿した「つぼ将棋」も似た手順で詰ませることが可能ですが、コンピューターの動きが何パターンもあり不確定要素が大きくなります。
もし興味があれば研究してみて下さい。
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