ことばの裏にある真意を探る質問やタイミングが絶妙。共に、正直、信頼、温かい眼差しがその場に存在するからでしょうね。一括りや責任によって成り立っている大人社会の都合を気づかせた上で最後にまた逃げる自らときちんと向き合う姿勢に戻した先生に脱帽です大事な人生岐路に立たされた者が、優しく包み込まれる、本当に懐のような作品。大変参考になりました。ありがとうございました。
かぜたく先生の言葉が、どれも優しく、でも悩んでいる私たちにもアドバイスをくれます。何かにぶつかってどうしていいかわからない時、読んで欲しい作品です。
進路希望に「無し」と書いて提出した水川結依(みずかわゆい)は、当然のごとく担任の風晴択己(かぜはるたくみ)——通称“かぜたく先生”に呼び出され、個人面談を強いられることとなった。言葉という刃を相打…続きを読む
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