何処に向かっているのか分からないといいながらも止めたくても止められない、そんな病気をかかえながらも確実にドアを開け、ひかりのほうに向かって歩いている。どん底を知っているひとしか描けない逸品です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(102文字)
の描写がなんとも言えず好きです。縛られている自分と、自由を求める自分とのせめぎ合い。短いロードムービーのようで、思わず感情移入してしまいました。