第11話「調査終了」への応援コメント
なるほど、夕子はアイドルだったと! ブロックまではしないまでもギャルたちとの関係に距離を置く理由として納得感があります。
保護者の許可が要らないという点について、「単位の心配をしていなかった」というところから「高校中退」が導かれるのは、前話で明かされていたとはいえ上手いですね。
>私は残念ながら、本格ミステリに登場するような天才探偵ではなく
ミステリの論理には「解明の論理」と「解釈の論理」があり、解明はある事象から唯一解を導く論理(主にフーダニット)、解釈はある事象を説得力を持つ形で解釈する論理(主にハウダニットやホワイダニット)である、という内容のミステリ論を読んだことがあります。安千谷はまさに後者を地で行く探偵だなと感じました。
ハードボイルドとの相性で行くと、個人的に後者の方が「自分の足で捜査する形式」に合っていると思っているので、ハードボイルド感を醸し出そうと努力する安千谷を描く本作においてピッタリだと感じます。かなり推理に不確定な憶測によるものが多いのも、ある意味彼らしさなのかもしれません。
>しかし今は素顔を覆(おおう)う化粧の下から、
ルビが「おおう」になってました。
作者からの返信
実は以前にとある女性向けアニメで、「女の子は友達になったら、みんな仲良く横一列でなきゃいけない」というようなエピソードを見掛けたんですよね。それが凄く印象に残っていて、だったら仲良しグループの中で一人だけアイドルになっちゃった女の子なんか大変だろうな……と思い、そこに着想を得て書いた記憶があります。
保護者の許可に関しては、この小説を書いた当時、たしか成人年齢が20歳から18歳に引き下げられて少し経ったあとだったんですよね。それも踏まえて捻り出したトリック(?)でした。
なるほど「解釈の論理」とは言い得て妙ですね。
よく本格ミステリの探偵と比較して言われるのは、ハードボイルドの私立探偵や社会派ミステリの刑事は大抵「凡人探偵」だっていうことですよね。仮説を立てながら、自分の足で証拠を探して、目で見て推理を証明するっていう。頭脳的な論理だけで推断できない凡人なので、汗をかいて事件を解決するタイプ。「行動派探偵」とも言うみたいですが。
この種の探偵が主人公だと、緻密な推理ゲームには向かないのですが、何しろ劇中であちこち移動するので場面転換が多く、ヴィジュアル的に変化の大きいドラマになりやすいのが長所でしょうか。
またまた記述ミスのご指摘ありがとうございます! 早速修正しました~。
第9話「鏡峯めぐみ」への応援コメント
安千谷、結構言い方がえぐいですね。「孤独になればいい」とかあんまギャルに軽々しく言う台詞じゃないような(笑)。ハードボイルドらしいキャラが立っていて面白いです。
>「今の話に基づくと、君たちのギャルファッションは仲間内での連帯感を強め、異性からの外見的な評価を回避する手段ということになる」
これとか人間関係について詳細に分析し始めて吹きました。
>あんたに言われるとなんかムカクツけど、
「ムカクツ」→「ムカツク」かなと思いました。
作者からの返信
安千谷は相手の心情が読めないわけではないのですが、あえて他人に気を遣うよりも自分のハードボイルド哲学を優先するという、もし実在していたらけっこうろくでもない男です(笑)。
なので会話の内容も直截的な表現で整理しちゃうという……。
再び誤字のご指摘、ありがとうございます! マジで助かります~。
第8話「山村美佐子」への応援コメント
「あとリュウちゃんは止めろ」が枕詞みたいになってきてる(笑)。そろそろ結末へと近づいてきている感じがしますね。夕子がどんな秘密を抱えているのかとても楽しみです!
>「どうもすみせん、こちらに山村夕子さんはご在宅でしょうか」
「すみせん」→「すみません」
>一時的に忘れかけていた記憶を、おもむろに手繰り寄せような口調だ。
「手繰り寄せ」→「手繰り寄せる」
>「わざわざ来てくださったにごめんなさいね、夕子が留守にしていて」
「来てくださったに」→「来てくださったのに」
かなと思いました。
作者からの返信
ある意味、鏡峯にまったく安千谷のハードボイルド趣味を尊重する意思がないことの証明ですよね(笑)<リュウちゃん
察しがいい方なら、たぶん第10話のラストで何となく夕子の秘密は把握できるんじゃないかと思います。第12話の真相まで見抜けたとしたら、かなり勘がいい方なんじゃないかと。
脱字のご指摘、ありがとうございます! 自分でも何度も読み返しているはずなのに、全然これまで気付いていませんでした(汗)。
第4話「柏木翔馬」への応援コメント
行動と語り口がハードボイルドすぎて安千谷が大学生であることをつい忘れそうになりますが、単位のことを気にしたりと案外ちゃんと大学生してますね(笑)。
少しずつ着実に真相に近づいていく感じの本格的なハードボイルドが良いですね。文章は特にラノベ調というわけでもないのにスラスラと読みやすくて助かります。
作者からの返信
安千谷の言動は、ハードボイルドミステリー(特に翻訳物)の影響受けすぎですね。ある意味昭和レトロ好きなのかも。勤勉な学生とは言えそうにないですが(笑)。
実は私、ハードボイルドに限らずミステリー全般でも、主人公が能動的に真相を追求していくというか、わりとオープンな状況で物語が進行するタイプの話が好きなんですよね。ガチ本格なエラリィ・クイーンも、『Yの悲劇』より『エジプト十字架の謎』の方が好きなんです。
文章の読みやすさは、けっこう意識しているつもりなので、そう言って頂けると嬉しいです。個人的には文章自体の硬さ柔らかさより、言い回しとリズム感の問題だと思って書いているのですが。
第1話「ギャルの依頼人」への応援コメント
ハードボイルド探偵気取りの安千谷とツッコミ役の鏡峯さんの会話が軽妙で読ませますね!
ユッコが連絡をスルーし続けている理由、という重要な謎が第1話で明かされるのも興味をそそられます!
これからゆったりと堪能させていただきます!
作者からの返信
主人公がわりと痛くてズレた男なので、ギャルヒロインの方がツッコミ役に回ってしまうという、残念なキャラ配置ですよね(笑)。
1話目の構成にはいつも悩むのですが、とりあえず主人公の目的は早めに提示しておくべきかなと思って書きました。
どうぞよろしくお願いします~。
編集済
第12話「もうひとつの真相」への応援コメント
リンダで爆吹きしましたwww
ネーミングが何かとマニアック過ぎますw そしてまさかのアイドル展開。そうきましたか!
ちなみに僕はガルクラにドハマり中です。古典の翻訳ミステリも久しぶりに読み返したくなりました。
坂神さんの好きがふんだんに詰め込まれてて楽しかったです!
作者からの返信
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
リンダは、ロス・マクドナルドの娘の名前ですからね(笑)。
あとネタバレになるので作品名を挙げるのは避けますが、ある翻訳ハードボイルド作品で「実は謎の鍵を握る女性が、昔ナイトクラブの歌姫だった」というお話がありまして。それを現代日本の青春ミステリーに換骨奪胎したらどうなるかな……と考えた結果、アイドル展開のオチになりました(言わなきゃ誰もわかんねぇよ)。
おっ、祭人さんも『ガールズバンドクライ』ご覧になってますか。私もメッチャ面白くて好きです。というか昨夜の第八話、内容が濃すぎて面白すぎて、今朝は起床してからまだ大した時間でもないのに、ちょっと視聴後の疲労が残っていて身体がダルいです(白目)。
今期アニメでは、それと『響け!ユーフォニアム3』がシリーズ完結編ということで、特に楽しく視聴していますね。
両方とも同じ脚本家さんの作品なのが凄すぎます……。
第10話「山村夕子」への応援コメント
ユッコとかメグとかネーミングが昭和なのも良い意味で古き良きハードボイルド感
作者からの返信
山村夕子(ユッコ)が昭和テイストというか、微妙にダサめの名前なのは完全に狙ってやりました(笑)。次ページで判明する彼女を巡る謎の真相と、ギャップがあった方がいいと思っていたので。
鏡峯めぐみ(メグ)に関しては、実は元ネタがあるんですよね。ハードボイルド作家ロス・マクドナルドの奥さんで、やはりミステリ作家のマーガレット・ミラーのパロディなんです。英語名マーガレットの愛称が「メグ」で、ミラーだから「鏡峯」だという……。
ちなみに釈迦に説法かもしれないので恐縮ですが、ロス・マクドナルド作品に登場する私立探偵の名前がリュウ・アーチャーでして、本作の主人公「安千谷隆(リュウちゃん)」の元ネタです(汗)。
第6話「調査対象の安否」への応援コメント
面白くなってきました
作者からの返信
ありがとうございます~。
このお話、ひたすら自己満足的な趣味に走って商業的需要とかガン無視で書いたんですけど、自分ではメチャ気に入っているんですよね。
第1話「ギャルの依頼人」への応援コメント
「タフでなければ、生きていられない」で、いきなり吹きました(笑
作者からの返信
これは私の翻訳ハードボイルドミステリー好きが高じて、ほぼ自己満足な趣味1200%で書いたお話なんですよね。
なので、ちょくちょくこのテのハードボイルドネタが出てきます(笑)。
第1話「ギャルの依頼人」への応援コメント
SNSで連絡の取れない、ある意味行方不明な感じ……今時っぽいミステリーとハードボイルド(?)の感じが合わさって、いい味が出てますね。
作者からの返信
ありがとうございます!
探偵役のキャラが人探しする話、大好きなんですよね~。
自分なりに「令和のハードボイルドミステリ」を目指して書きました。
第1話「ギャルの依頼人」への応援コメント
癖の強いサークル……こいつは面白そうだ
主人公からうっすらハーフボイルド臭がしますが、これからの展開が楽しみです!
作者からの返信
実はハーフボイルドって初めて知ったんですが、ちょっと調べてみたら仮面ライダーでそういう概念があったんですね!
お察しの通り、安千谷隆はハーフボイルドに近いキャラかもしれません。
第12話「もうひとつの真相」への応援コメント
完結おめでとうございます!!
妹ちゃんの手のひらの上で踊らされていたとは……:;(∩´﹏`∩);:
しかし、それにしても、妹ちゃんにあそこまで辛辣に罵られてしまったら、私だったらハートがビクンビクンしてMに目覚めちゃうかも知れません(おい)
作者からの返信
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
お姉さん好きの人間が妹キャラを書いた結果がこれですよ!
まあでも私も女の子に罵倒されるなら、年上より年下からがいいですね(何の性癖だ)。
第12話「もうひとつの真相」への応援コメント
おもしろかったです!
意外な結末でした!
登場人物のキャラクターが引き立っていましたし、読みやすいです!
そして張り巡らされた伏線に思わずうなりました!
いつもおもしろい作品をありがとうございます☆
作者からの返信
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
長編ミステリを得意とする銀鏡さんにそう言って頂けると、大変励みになります。
銀鏡さんもまた『ミックスベリー殺人事件』みたいなミステリ書いてください!(あれ好きなんですよ、と言いつつ無茶振り・笑)
第12話「もうひとつの真相」への応援コメント
まさかまさかの結末!!
私は特にアイドルファンじゃないので、個人がプライベートで誰と付き合っていようが、何をしてようが、そんなことでガタガタ言う奴がファンと言えるのか?と思う人間なので、どちらかというと安千谷の価値観に近いですね。なので鏡峰や妹の言うことが今ひとつピンとこない(理解は出来るけど)。しがらみなどくだらないと思う私はハードボイルド側の人間だったのかもしれないです笑。
文章も構成もしっかりしていて、それでいて意外性もあり、最後まで面白かったです!!
作者からの返信
私はアイドル自体は好きなんですけど、本人がハッピーならそれでいいのでは……という感じですね。どうせ自分が結婚できるわけじゃないですし(笑)。
ただ世の中にはお金や時間を大量にアイドルに費やしまくっている人もいて、そういうファンの知人は昔「せめてグループを卒業するまでのあいだは夢を見させて欲しい。裏で彼氏がいるとしてもバレないように付き合って欲しい」と言っていましたね……。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
第11話「調査終了」への応援コメント
まさかのアイドル!!!???
いや、闇なお仕事していなくてよかったけど!!!
意外な結末にビックリですわ(笑)
>LovelyStar
ラブ……ラブラ……。
これはもうN〇Kでアニメ化決定ですな!!!
作者からの返信
実は「山村夕子」って微妙に他のキャラより普通っぽい名前だったのも、真相が判明した際のギャップを意識していたからだという……。
まあ色々な意味で私の趣味1200%の話です(笑)。
第10話「山村夕子」への応援コメント
なるほどー。
謎が少しずつ解けてきましたね。夕子が仲間と連絡を取れなくなった理由はそういうことなのか?
ギャルファッションの考察も読み応えがありますねえ。
作者からの返信
次のページから(と言っても12話で完結なので残り2話ですが)解決編がはじまり、一気に謎が解けていくと思います!
ギャルファッションについては、以前に知り合いから聞いた話などを参考に膨らませて書いたんですよね。まあ鏡峯みたいな子もいるかもしれない、程度に思って頂けると(汗)。
第9話「鏡峯めぐみ」への応援コメント
人の価値はそれぞれだから、私は安易には他人に「孤独を楽しめばいい」とは言えませんね。
今のご時世、孤独になった結果、その人がどういう末路をたどってしまうか分かったものじゃないし……。
めぐみちゃんに「やっぱわかってないよね」とダメだしされたのも頷ける(^_^;)
作者からの返信
隆は本人も言っている通り、ハードボイルドな生き方を志向している人間ですからね(苦笑)。
めぐみとは対照的なキャラクターとして描いているつもりなので、わかり合えないのも致し方なしです。
第6話「調査対象の安否」への応援コメント
おお! 生きていた!!
それにしても、リュウちゃん手際いいですな。ただの変人かと思っていましたが、少し見直しました(笑)
作者からの返信
次のページでも言及されますが、これって私立探偵が調査対象の住所を聞き出す際の常套手段のひとつらしいです。
ただしある種の詐欺の手口ですから、場合によっては当然相手に訴えられる可能性もあります。
というわけで、良い子は絶対に真似しちゃいけません(笑)。
第5話「安千谷里奈」への応援コメント
この似非ハードボイルドさん、他人付き合いだけならまだしも、家族にはしたくないな……。
奇矯な兄貴を持って、妹ちゃんも大変だ(白目)
作者からの返信
まあ隆はけっこうヤベーやつですからね。
というかハードボイルド物の主人公は一般人の感覚で考えると、むしろヤバくないやつの方がレアキャラかもしれない(白目)。
第3話「田中聖亜羅」への応援コメント
>ああ、やっぱり。すぐにわかりましたよ
めちゃくちゃ不審人物だから、パッと見ただけで分かりますもんね(^_^;)
探偵なのにそんなに目立っていいのだろうか……。
作者からの返信
さすがに尾行したりする場合などには、必要に応じてもう少し目立たない服装に着替えるんじゃないかと……。
そうでない限りは極力この格好だと思いますけど(笑)。
第1話「ギャルの依頼人」への応援コメント
導入から面白い!!
ハードボイルドだけど、かっこつけ過ぎないのが良いです!!
作者からの返信
ありがとうございます~。
ハードボイルド的な文章は意識しつつ、苦手な人にも嫌われないようなキャラを目指して書きましたっ。
第1話「ギャルの依頼人」への応援コメント
ハードだ❗ハードボイルドだ‼️
あれ?アマチュアだと⁉️それだと「かたゆでマック」じゃなくて「半熟ヒーロー」になってしまう‼️(錯乱)
作者からの返信
まあここは温泉玉子ぐらいということでひとつ(笑)。
もっとも和製ハードボイルドだと、実は意外に主人公が探偵じゃないものも多いんですよね。
第12話「もうひとつの真相」への応援コメント
里奈のキャラが最後に際立つ見事な結末です!
風紀委員長で過干渉。既に問題編で与えられていたこれらの情報からこのような展開が生まれるとは、予想外でありながら合点がいきます。
最初から最後までハードボイルド気取りな文体が一貫していて、それでいて読みやすいのが凄かったです。素敵な物語を読ませていただきありがとうございました!
>これで当面兄さんのサークルは廃部を免(まぬ)れましたね
「まぬ」→「まぬが/まぬか」
>山村が音信不通なったのは、調査の開始時点で半年以上も前のことだった。
「音信不通」→「音信不通に」
かなと思いました。
作者からの返信
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
このお話に関しては、登場人物全員に何かしらの役割を与えて、一人も無駄にしないことを目指して書いたんですよね。もちろんミステリーによっては、ただ存在するだけで読者の猜疑心を掻き立ててミスリードに一役買うキャラもいると思うので、これが必ずしも綺麗な着地点とは限りませんが。
個人的な趣味に走って書いたお話でしたが、ちょっとでもお気に召して頂けたなら幸いです!
そしてまたもやルビのミスや脱字のご指摘、ありがとうございました!