『炎風吹きすさぶ ~最古の八騎士~ 』を20話まで読んでの感想。
この物語は、複数のキャラクターとエピソードが交錯する魅力的なストーリーで、各登場人物の背景や関係が明確に描かれています。特に、美咲、たまごろう、バイオ、vahohoなど、異なるキャラクターの視点から物語が進行することで、多彩な視点から物語を楽しむことができます。
物語内に手書きイラストのキャラクター挿絵がリンクされていることは、非常に魅力的です。これらの挿絵は、キャラクターの外見や表情をビジュアルで理解するのに役立ち、物語をより一層親しみやすく読むことができました。
また、丁寧な注釈がストーリーの理解に役立ちます。物語の世界に没頭しやすくなっています。これにより、物語の舞台やキャラクターの行動がよりリアルに感じられ、素晴らしいです。
緊張感あるエピソード、キャラクターの内面描写、そして物語の進行がうまく組み合わさっていたりするので、キャラクターたちの運命を見守るのが非常に楽しい体験をすることができますことから、引き続き、登場人物たちの運命を追いたいと思います。
私は「SF」が大好物なのですが、最近「SF」って人気が無いんですよね。その理由を尋ねると、一番多い答えが「難しい」から、だそうで。。。。
たしかに「SF」って、「科学的」にうんちゃら、かんちゃらって説明多いですよね。どうも、それが「読者」にウケが悪いみたいです。
しかし、この小説は「その問題点」を
①:わかりやすい、丁寧な文章
②:図解による説明
③:絵によるイメージ付け
の3つの手法で補っていて、「誰でも」理解しやすい「SF」になるような工夫がされています。こんな「至れり尽くせり」の「SF」なんて、滅多にないですよ?
皆さんも、よろしければ、是非、この「小説」を手に取って、SFの世界を味わってみませんか?