ハート

なつみかん

第1話 少女

あるところに非常に心の豊かな少女がいました。


少女には他人が感じられない感覚を感じ取る事ができ、何時も孤独な思いをしていました。


他人が笑ったタイミングで同じタイミングに笑わないと苛められてしまうので、少女は何時も周りに配慮して笑っていました。



少女はそういった事にほとほと疲れ、自分の命を絶つことを考え始めていました。


「誰からも理解されない、私は人間じゃない。ただ自決というのは人しかしないらしい。最期の最期で私は人になれるのかもしれない」


そういった事を考えていました。

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ハート なつみかん @Natsumikan_write

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